関屋記念(日曜・新潟)
芝1600m戦、GⅢ。
過去10年、1番人気は〔323〕、2番人気は〔101〕、3番人気は〔102〕。
6番人気以下〔162〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタはなく、万馬券1本。
ちなみに、4番人気が〔411〕。ひと捻りが必要なレースです。
ステップレースを見ていきましょう。
NHKマイルCから〔102〕。
マイルCSから〔100〕。
安田記念から〔021〕。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。
GⅠ組は人気、着順は不問。
GⅡからの馬券圏内はありません。
中京記念から〔352〕。掲示板6頭に、4番人気までに推された馬が4頭。
エプソムCから〔112〕。4着以内3頭に、1番人気6着馬。
七夕賞から〔100〕。2番人気11着馬。
鳴尾記念から〔010〕。2着馬。
GⅢ組の16頭は、すべて掲示板確保または4番人気までに推された馬です。
OPから〔211〕。3着以内3頭に、9着馬。
3勝クラスから〔101〕。こちらは勝ち馬です。
連対20頭すべてに芝1600mに勝ちがあり、そのうち17頭は2勝以上を挙げていました。
また、連対20頭中16頭に重賞3着以内があり、そのうち重賞勝ちがあったのは13頭です。
これを勝ち馬10頭で見ると、重賞勝ちが8頭、OP勝ちが2頭です。
さらに、連対20頭中19頭に芝左回りでの勝ちがあり、例外の1頭は、芝左回りは1走のみで2着だった馬(21年優勝のロータスランド)です。
牝馬は〔234〕。連対5頭は、前走重賞出走馬です。
年齢別に見ておくと、3歳〔102〕、4歳〔223〕、5歳〔455〕、6歳〔230〕、7歳〔100〕。
5歳馬が中心のようです。
逃げ馬が〔221〕、4コーナー2番手が〔310〕。
長い直線の新潟外回りの芝1600mですが、前で進める馬の粘り込みが目立ちます。
加えて、馬券圏内30頭中、29頭までもが、前走と比べて斤量減か同斤の馬。例外は18年2着のワントゥワンのみです。
覚えておくといいかもしれません。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.08.09