高山俊が先制のタイムリーヒット
8月13日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「3番・中堅」で先発出場した高山俊は、4打数1安打1打点。先制のタイムリーヒットを放ち、1軍昇格へアピールした。
4回、1アウト3塁のチャンスの場面で打席に立った高山俊は、広島カープ先発のコルニエルの3球目139kmスプリットをライトへ弾き返し、先制のタイムリーヒットを放った。
高山俊は岡田監督から復活を期待され、春季キャンプは1軍スタートも、開幕は2軍で迎えていた。ウエスタン・リーグ開幕後も打率1割台と苦しんだが、4月の後半からヒットがコンスタントに飛び出すようになり、現在は好不調の波はあるものの、打率.240と再浮上の兆しを見せている。
7月は、2日のオリックス・バファローズ戦から8試合連続ヒットを放つなど、打撃好調を維持し、完全復活の予感を漂わせていた。
高山俊には、近本光司、ノイジー、森下翔太と現状固まりつつある外野スタメンの牙城を崩し、10連勝と波に乗る阪神タイガース打線をさらに調子付かせる起爆剤となってもらいたい。
岡田監督が待ち望んだ本来の姿で、高山俊が1軍昇格を果たし、近本光司、大山悠輔と共に、阪神タイガース打線を牽引する存在になってもらいたい。
公開日:2023.08.14