札幌記念は「スーパーGⅡ」とも呼ばれる
今週は、札幌競馬場で一番熱いレース「札幌記念GⅡ」が開催される。また同日の小倉競馬場では、スプリンターズステークスの前哨戦「北九州記念GⅢ」も開催される。
そこで、両レースを過去10年で3着内すら入れていない「死の馬番」を歴史とともに紹介していく!!
札幌記念GⅡ(札幌競馬場)
【歴史】
1965年に施行され、札幌競馬場での重賞レースとしては最も歴史が古い。当初は、札幌競馬場が寒冷地のため芝コースがなく、ダートコースで開催されていた。1990年から芝へ変更となっている。
1984年のグレード制導入によりGⅢに格付けされ、1997年から夏季開催唯一のGⅡへ格上げされる。賞金が高く、また夏季開催では数少ない定量戦であることから、GⅠを勝った有力馬などが集まりやすい。そのため「スーパーGⅡ」とも呼ばれている。
【死の馬番】
そんなスーパーGⅡで過去10年で3着にも入れていない「死の馬番」に入ってしまった馬とは!?12番ヒシイグアスと14番イズジョーノキセキの2頭の該当となった。その逆で最多勝は1番の3勝で続くのが13番の2勝となっている。
北九記念GⅢ(小倉競馬場)
【歴史】
1966年に創設され、当初は芝の2000mで施行されていた。2006年から1200mに短縮されるとともにサマースプリントシリーズに指定される。また秋のスプリントGⅠ「スプリンターズステークス」の前哨戦という位置づけのレースでもある。
【死の馬番】
秋のGⅠスプリンターズステークスへ大事な1戦で、過去10年3着にも入れていない「死の馬番」に入ってしまった馬は、2番ボンボヤージと15番ジャスパークローネの2頭が該当した!!特に2番のボンボヤージは、昨年の北九州記念の覇者で有力馬の1頭だっただけに厳しいデータを突き付けられてしまった。
果たして、「死の馬番」に該当した馬たちはジンクスを突き破ることが出来るのか!?
発走は、札幌記念が8月20日 札幌競馬場 11レース 15時45分予定。北九州記念が8月20日 小倉競馬場 11レース 15時25分予定。
公開日:2023.08.19