福田幸之介が決勝スクイズ許し涙
8月17日に行われた夏の甲子園大会3回戦で、履正社(大阪)の福田幸之介は、2.2回を27球で1安打1失点1奪三振1四球。決勝スクイズを決められ、仙台育英に履正社は敗れ、3回戦で姿を消した。
3-3の同点で迎えた8回1アウト3塁のピンチの場面で、福田幸之介は仙台育英の尾形樹人のスクイズを警戒し、高めに外した142kmのストレートをバントで完璧にショート前に転がされ、勝ち越しの1点を奪われた。
春の近畿王者・智弁学園も高校通算140本塁打を誇る佐々木麟太郎擁する花巻東に打ち負け、近畿勢が7年ぶりに3回戦で姿を消した。
福田幸之介は、甲子園で3試合に登板し、9.2回を10奪三振、自責点3、防御率2.79の結果を残した。
福田幸之介(ふくだ こうのすけ)/履正社【大阪】
180cm77kg 左投左打 最速150km 投手
変化球:スライダー、カーブ、チェンジアップ
最速150kmを誇る力強い球を投げるパワー系のプロ注目左腕。
最速150kmの威力あるストレートとスライダー、カーブ、チェンジアップの3種類の変化球とのコンビネーションが持ち味。
3年時の5月の紅白戦で150kmを計測。同夏の予選決勝・大阪桐蔭戦で3安打完封を記録した。
福田幸之介を巨人、ソフトバンク、DeNA、ロッテなど、複数球団が興味を示している。
公開日:2023.08.21