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ソフトバンクは及び腰…来季逆襲が絶対命題の巨人は?山川穂高がどうしても欲しい球団とは!?

去就に注目集まる山川穂高

阪神タイガースが11月5日、3勝3敗のタイで臨んだオリックスバファローズとのSMBC日本シリーズ2023第7戦を制し、38年ぶり2度目の日本一を達成し、今シーズンの公式戦は全日程を終了。今後は、FA権を持つ選手の去就にも注目が集まるストーブリーグに突入した。

知人女性への強制性交の疑いで今年5月に書類送検され、8月下旬に不起訴となったが、球団から無期限の公式戦出場停止処分を科され、17試合の出場に留まり、シーズンを終えていた山川穂高の去就に注目が集まっている。

3度のホームラン王に、打点王を1度獲得し、今年春のWBCメンバーにも選出されるなど、実績十分のスラッガーである山川穂高は、本来であれば今オフのFAの目玉。FA権を行使するならば、争奪戦は必至だ。

山川穂高自身、昨年オフに球団から4年契約を提示されたものの、これを断って単年契約を結んでおり、FAでチームを出る用意があったこともあり、不祥事を起こしたことで状況はかなり悪いがFA権を行使するのではないかと各球団が動向を注視している。

すでに西武から単年契約で残留の打診を受けている山川穂高だが、6日からFA宣言期間に入ったが、所沢市内の球団事務所に姿は見せていない。

山川穂高の獲得に動く球団は?

山川穂高の獲得に興味を示している球団は、ソフトバンクホークス、DeNAベイスターズ、巨人、中日ドラゴンズなどが挙げられている。

女性トラブル発覚まで最有力とされていたソフトバンクホークスは、小久保新監督のもと来季のV奪回へ、今オフもなりふり構わぬ補強を進めるとみられているが、女性絡みのイメージダウンのリスクを親会社がどう判断するかで獲得に動くかどうかが決まりそうだ。

3年契約満了のソトに代わる一塁手を探すDeNAベイスターズも、獲得に興味を示していたが、過去に女性トラブルを起こした元選手の件が尾を引いており、親会社が株式上場していることもあり、コンプライアンス的に獲得に動くのは厳しいか。

阿部慎之助新監督が就任した巨人は3年連続で優勝を逃し、来シーズンの逆襲は絶対命題。ファーストは空いていないが、是が非でも結果を求められる状況で、なりふり構わず取りに来る可能性は十分にある。

中日に今一番必要な人材は『4番・一塁』でポイントゲッターになれる選手。山川穂高は補強ポイントに合致する。来季が契約最終年の立浪監督が得点力不足解消の切り札として、山川獲りを球団側に強く希望しているが、こちらも親会社がコンプライアンス面を気にしているおり、獲得に動けるかどうか。ソフトバンク、巨人など他球団とのマネーゲームになったら厳しいが、チーム再建に本気で動くなら確特に動くか。

FA権を行使すれば、複数球団での争奪戦になること間違いなしの山川穂高の決断に注目が集まっている。

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