LOVE SPORTS

  • HOME
  • SPORTS LAB
  • インサイドハーフが前を向ける4-3-3の仕掛けとは!?【サッカー局面を打開する デキる選手の動き方/林陵平】

インサイドハーフが前を向ける4-3-3の仕掛けとは!?【サッカー局面を打開する デキる選手の動き方/林陵平】

Text:林陵平

4-3-3の仕掛け11/トップへボールが入ったらインサイドハーフが前を向ける

サイドバックからのトップへの縦パス。

相手ボランチの守備のスライドが遅れた状況

サイドバック(SB)が前向きでボールを受けたときに、ここまではサイドでの仕掛けの説明をしてきましたが、もし中央にいるトップへの縦パスが狙えるのならゴールに近いところへボールを運べることになるのでプレーの選択肢の1つとして持っておきましょう。トップを狙う際は相手ボランチ(VO)の守備のスライドが遅れた場合に使えるものです。相手の守備の綻びを見逃さずに効果的な縦パスが入ればライン間でインサイドハーフ(SH)が前向きでボールを受けられます。

相手ディフェンスの守備のスライドが遅れた

左SBがボールを持ったときに相手VOの守備のスライドが遅れるとトップへのパスコースが生まれる。

相手ディフェンスの守備のスライドが遅れた『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』

トップは裏を狙う予備動作を入れてから受けると効果的だ。

インサイドハーフが前を向けば攻撃が加速する

トップにボールが入れば、インサイドハーフがライン間で前向きでボールを受けられる。

インサイドハーフが前を向けば攻撃が加速する『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』

トップはボールを収めるための技術を持っておきたい。

【出典】『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』 著:林陵平

【書誌情報】
『サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方』
著:林陵平

サッカー 局面を打開する デキる選手の動き方

日本がワールドカップなどに出場できるようになって以来、ドリブルやシュートといった個人技以外に、選手それぞれの「動き方」というのが注目されるようになってきました。「オフ・ザ・ボール」と言われる、ボールを持っていない時の動き方のことです。実際にボールを持っているプレイヤーは一人ですので、その他大勢のプレイヤーがどう動くのかが試合展開や勝敗を左右し、各監督の戦術につながる考え方の基盤となります。本書はポジションごとの動き方はもちろん、攻撃時・守備時・サイドアタック・フィニッシュなどの目的別の動き方、体の使い方、戦術を写真とイラストで解説し、QRコードから動画視聴もできます。現代の欧州サッカーに精通している著者を起用することで、強豪国などが実際に行っているサッカー戦略、ポジショニング、動き方を解説できます。

  • この記事を共有する!
芝山ゴルフ倶楽部 視察プレーのご案内