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8月も終わりだが夏競馬の熱い戦いはまだまだ! 今週開催される札幌の夏の2歳重賞【札幌2歳ステークス】を勝った名牝とは?

Text:あもあもだいち

札幌の夏の2歳重賞【札幌2歳ステークス】を勝って、後にGⅠ3勝を挙げたニシノの冠で有名な名牝とは!?

今週末で夏競馬が終わるが、まだまだ夏が終わりを迎えなそうな熱い戦いが繰り広げられる。

その理由は、土曜が札幌で【札幌2歳ステークス】、日曜に中京で【小倉2歳ステークス】、新潟で【新潟記念】が開催されるからである。

そこで、今週はそれぞれ3つの重賞の勝ち馬のなかから印象に残る1頭を紹介していこう!!

札幌2歳ステークスの勝ち馬は、日本ダービーを制したジャングルポケットやロジユニヴァース、白毛のGⅠ馬ソダシなど。

小倉2歳ステークスでは、2005年のフェブラリーSを勝ち種牡馬としても活躍したメイショウボーラーや2007年のスプリンターズSを勝ったアストンマーチャン。

新潟記念は、GⅠ勝ちこそないもの重賞5勝を挙げ繁殖牝馬としても活躍したダイナフェアリー、1998年のGⅠ天皇賞(秋)を勝ったオフサイドトラップ、2018年の有馬記念を勝ったブラストワンピースなど、名馬たちの名が刻まれている。

そんななか、今回挙げる1頭は!?

その名は「ニシノフラワー」だ! GⅠタイトルを3つも取った名牝である。

デビューは、1991年の7月7日の札幌競馬場であった。そこで快勝すると続く札幌3歳ステークス(現:札幌2歳ステークス)から阪神3歳牝馬Sまで、重賞3連勝を含む怒涛の4連勝で一気にGⅠ馬に上り詰める。

翌年に桜花賞の前哨戦・チューリップ賞で2着と初めて負けるも、続く本番のGⅠ・桜花賞を勝利しGⅠ二つ目のタイトルを手にする。

その後、当時牝馬三冠となるオークス、エリザベス女王杯は距離が影響して負けてしまう。

陣営はニシノフラワーの距離適性を考え、同年に古馬との対決となるGⅠ・スプリンターズSへ出走することを選択。期待に見事応え3つ目のGⅠタイトルを手にする。

翌年は、2月の阪神で行われたマイラーズCから始動。当レースを快勝したことから同年もGⅠタイトルを幾つ取るのか希望に溢れていた。

しかし、距離適性があっているとは言えないレース、安田記念や宝塚記念に出走し二桁着順を記録するなど良い結果を残すことが出来ないなか、連覇を狙ってスプリンターズSに出走する。

そこに立ちはだかったのが、短距離王として君臨し種牡馬として大活躍したサクラバクシンオーであった。

そのため残念ながら、1着サクラバクシンオー、2着ヤマニンゼファーの3着と勝つ事が出来ず、そのレースを最後に引退し繁殖牝馬へ。

繁殖牝馬として、後継繁殖牝馬となる娘たちが生まれ、現在も血が受け継がれている。

今週もニシノフラワーのような名馬の誕生となるのか?

札幌2歳ステークスの発走は、8月31日の札幌競馬場11レース、15時25分予定。

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