豊田寛がタイムリーヒット含むマルチヒット
8月31日、ほっともっとフィールド神戸で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「3番・中堅」で先発出場した豊田寛は、5打数2安打1打点。タイムリーヒットを含むマルチヒットを放ち、打率.306と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。
7回、1アウト1塁の場面で打席に立った豊田寛は、オリックスバファローズ4番手・井口和朋の4球目136kmカットボールをセンターへヒットを放ち、5試合ぶりの安打を記録した。
さらに、8回2アウト3塁のチャンスの場面で、豊田寛はオリックスバファローズ6番手・小野泰己の初球153kmストレートをセンターへタイムリーヒットを放ち、6試合ぶりのマルチヒットを放った。
豊田寛は今シーズン、開幕2軍でスタートするも、6月7日に1軍昇格を果たし、13日のオリックスバファローズ戦でスタメンに抜てきされ、プロ初安打をマーク。しかし以降は代打などでの出場が続き、7月は5試合に出場して、7打数ノーヒット、11試合で19打数4安打、打率.211と結果を残し続けられず、7月25日に出場登録を抹消されていた。
8月14日のオリックスバファローズ戦で、先制1号ソロホームランを放つなどマルチヒットを記録すると、そこから6試合連続安打を記録し、打率.306と打撃好調を維持しており、1軍再昇格へいつでもいける状態に仕上がっている。
タイムリーヒットを含むマルチヒットを放ち、打率.306と打撃好調で、1軍再昇格まったなしの豊田寛には、前川右京、井上広大
に負けじと、近本光司、森下翔太を脅かす活躍を期待したい。
公開日:2024.09.01