喜多隆介が一時同点のタイムリーヒット
9月11日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグのDeNAベイスターズ戦に、「5番・捕手」で先発出場した喜多隆介は、4打数1安打1打点。一時同点のタイムリーヒットを放ち、自身4試合ぶりの打点をマークし、打率.309と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。
4回、1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った喜多隆介は、DeNAベイスターズ先発の上茶谷大河の5球目145km内角ストレートを詰まりながらもレフト線に落とし、一時同点のタイムリーヒットを放った。
追い込まれていた状況で、相手バッテリーの配球や組み立てを意識しながら、厳しいボールだったがうまく対応し、喜多隆介は自身4試合ぶりの打点をマークした。
喜多隆介は、8月10日に1軍再昇格を果たすも、一度も試合に出場することなく、13日に登録を抹消されていた。今シーズン第4捕手として1軍昇格を果たしたが、出場したのは5月30日のソフトバンクホークス戦での代打出場のみにとどまっている。
しかし、2軍ではしっかりと結果を残しており、8月18日のDeNAベイスターズ戦から6試合連続安打を記録し、8月28日のオイシックス戦では今シーズン初の3安打猛打賞を記録するなど、打率.309と打撃好調を維持しており、1軍再昇格へいつでもいける準備を整えている。
相手バッテリーの配球を読み、一時同点のタイムリーヒットを放ち、自身4試合ぶりの打点をマークし、打率.309と打撃好調で、1軍再昇格へ猛アピールした喜多隆介には、大城卓三、小林誠司が争う巨人先発マスク争いをかき乱す活躍を期待したい。
公開日:2024.09.12