右折の方法
右折の方法と注意点
あらかじめできるだけ道路の中央に寄り、交差点の中心のすぐ内側を通って徐行しながら通行する。
一方通行の道路から右折するときは、あらかじめできるだけ道路の右端に寄り、交差点の中心の内側を通って徐行しながら通行する。
右折するときは、たとえ先に交差点に入っていても、直進車や左折車の進行を妨げてはならない。
原動機付自転車の二段階右折の方法
- ①あらかじめできるだけ道路の左端に寄る。
- ②交差点の手前30 メートルの地点で右折の合図を出す。
- ③青信号で徐行しながら交差点の向こう側までまっすぐ進む。
- ④この地点で停止して右に向きを変え、合図をやめる。
- ⑤前方の信号が青になってから進行する。
二段階右折が必要な交差点
- 1 交通整理が行われていて、車両通行帯が3つ以上の道路の交差点。
- 2「一般原動機付自転車の右折方法(二段階)」の標識がある道路の交差点。
小回り右折する交差点
- 1 交通整理が行われていない道路の交差点。
- 2 交通整理が行われていて、車両通行帯が2つ以下の道路の交差点。
- 3「一般原動機付自転車の右折方法(小回り)」の標識がある道路の交差点。
試験にはこう出る!
No.1 一方通行の道路から右折する自動車は、あらかじめできるだけ道路の中央に寄らなければならない。
答え:✕ → 一方通行の道路では、あらかじめできるだけ道路の右端に寄ります。
No.2 信号機がある片側3車線の道路の交差点で右折する原動機付自転車は、二段階右折しなければならない。
答え:◯ → 設問の交差点では、原動機付自転車は二段階右折が必要です。
出典:『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』長 信一 著
【書籍情報】
『1回で受かる! 普通免許 ルール総まとめ&問題集 「ポイント学習+実戦テスト」で実力が身に付く!』
著:長 信一
普通免許の学科試験では、普通自動車に乗るために覚えておかなければならない交通ルールが出題されます。ですので、受験者は最新の交通ルールを勉強する必要があります。その対策として本書は、試験に出る交通ルールを正しく理解できるように「信号の意味」「標識・標語」「駐停車」といった出題範囲のジャンルに分けて交通ルールを解説。イラストを数多く使い、「よく出る問題」と合わせてわかりやすく紹介しています。さらに、交通ルールや交通用語の理解度が確認できるように「模擬テスト」を仮免許用に4回、本免許用に8回分を各々収録。合格に向けて自分の実力の把握に役立ちます。
この本は、交通ルール、交通用語を理解して覚える参考書と実力がわかる試験問題が1冊にまとめられていますので、合格をつかむための効率の良い学習に役立つでしょう。
公開日:2024.11.17