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国内外のアーティストによる別府滞在制作事業『KASHIMA 2024 BEPPU ARTIST IN RESIDENCE』開催!!

NPO法人BEPPU PROJECT
BEPPU PROJECTによる滞在制作事業『KASHIMA』ではカンボジア、インドネシア、日本より3名のアーティストが別府市に滞在中。期間中はオープンスタジオやワークショップ、トークイベントを開催!




アーティスト・イン・レジデンス『KASHIMA』は、2008年より継続的に実施し、これまでに18カ国・地域より50組を超えるアーティストを招聘してきました。近年は作品を完成させることよりも、滞在中に育む関係性や、知見・体験こそが大切であるという考えから、制作現場を公開するオープンスタジオを実施しています。別府での滞在が、アーティストにとってこれからのキャリアにおける重要な契機となることを願っています。
今年度の『KASHIMA』では、都市や自然の変化をテーマに制作するマオ・ソヴァンチャンディ、「風景」を主な題材に即興的な絵画を制作する手嶋勇気、異分野とのコラボレーションによって地域や社会における多様性を見出すファンディ・リザルディの3名を招聘します。日頃から自身が拠点とする土地に鋭い視点を向ける3名のアーティストは、約60日間の滞在で別府をどのように捉えるのでしょうか。
滞在期間中にはオープンスタジオのほかワークショップや、国内各地でAIRを実践するゲストを迎えたトークイベントも開催します。

詳細情報はこちら > BEPPU PROJECT Webサイト

主 催:NPO法人 BEPPU PROJECT
助 成:令和6年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス型地域協働支援事業
現在、各アーティストとも、『BEP.Lab』(別府市北浜1-2-28 草本ビル2階・3階) を拠点に別府のリサーチや制作活動をおこなっております。
制作拠点は、オープンスタジオの期間中(12月13日(金)~15日(日) 13:00~17:00)のみご見学いただけます。
■ 招聘アーティスト
マオ・ソヴァンチャンディ Mao Sovanchandy (カンボジア)

撮影 : KULTX COLLABORATIVE SPACE
滞在期間:2024年10月23日(水)~12月20日(金)

1998年カンボジア生まれ。プノンペンを拠点に活動。建築家、写真家、アーティストとして活動する。内省や自身の経験を通じて、社会の構造や規範を探求する作品を制作する。急速に発展するプノンペンの建築、歴史、文化的価値に満ちた環境から作品の発想を得ている。近年はアートと自然の関係性に関心を持ち、鑑賞者とのインタラクティブな場を創出する作品も制作している。アートや想像力が多くの人々に思考を促し、異なる視点から物事を再考する力を持つと信じて活動している。




『The Simultaneous_06』2021

The 1960s Corner Apartment Building, Phnom Penh 2021


手嶋勇気 Tejima Yuki (日本)

撮影:橋本健佑
滞在期間:2024年10月26日(土)~12月20日(金)

1989年北海道生まれ。画家。写実絵画の技法研究と制作を経て、即興的でドローイングのような絵画を制作する。現在は土地の歴史的な文脈や文化的な文脈に自身が接続される試みとして「風景」を主な題材として描く。主な展覧会に『ハイライト+リレーションズ[ゲストアーティスト:手嶋勇気]』(広島市現代美術館、2024年)、『VOCA展 2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち』(上野の森美術館、2022年)、『個展:ひろしまスケッチ vol.2』(EUREKA、福岡、2022年) など。ディレクションに『原民喜 -かすかにうずく星-』(ギャラリー交差611、広島、2018年)。『sanwacompany Art Award / Art in The House 2021』グランプリ受賞。




『What comes to your mind? Right here, standing in this place.(AID#31)』2021 / 撮影:上野則宏

『AID#60』撮影:橋本健佑


ファンディ・リザルディ Vandy Rizaldi (インドネシア)

Photo taken in MES56
滞在期間:2024年11月1日(金)~12月20日(金)

1990年インドネシア生まれ。ジョグジャカルタを拠点に活動。サウンド、写真、映像、ダンスなど多様な表現を用いた表現活動をおこなう。異なる分野との共同を通じ多様性を見出す作品は、即興性やユーモアが重要な役割を果たす。何気ない瞬間や、人々の寛容さから発想を得て、周囲の小さな変化に深く耳を傾け作品を制作。アートコレクティブ『MES 56』や『Yayasan Tonjo Foundation』のメンバーとして『ドクメンタ15』(ドイツ・カッセル、2022年) に参加。また音響生態学を推進するプロジェクト『Radio Isolasido』にも携わる。数々のプロジェクトを企画するとともに、『Indonesia’s National Culture Week』や『Jakarta International Photo Festival』などで作品を発表。『Photobook Dummy Award』受賞。




『Gen to Know』JIPFEST, 2023 (Jakarta International Photo Festival 2023)

『Senam Tonjo』Lumbung in Western Sydney, 2023

■ 関連イベント
オープンスタジオ
アーティストの制作現場を公開するオープンスタジオを開催します。別府での滞在で何を感じ、どのようなことを考えたのかを、作品・スケッチ・資料やアーティスト本人による解説、対話を通して体験できる機会です。

日 時:2024年12月13日(金)~15日(日) 13:00~17:00
会 場:BEP.Lab (別府市北浜1-2-28 草本ビル2階・3階)
料 金:無料、予約不要
※会場は追加される可能性があります。最新情報はWebサイトをご確認ください

昨年の様子 (アーティスト:Lim Sokchanlina) |撮影:Takanori Suzuki

昨年の様子 (アーティスト:Tekla Tamoria) | 撮影:Takanori Suzuki

スタジオツアー
アーティストと本企画担当者が、各スタジオを案内します。滞在中のようすや制作過程なども含めお話しします。

日 時:2024年12月14日(土) 15:00~16:00/12月15日(日) 15:00~16:00
会 場:BEP.Lab(別府市北浜1-2-28 草本ビル2階・3階)
料 金:無料
定 員:15名程度 (要予約)
お申し込み:下記のいずれかでお申し込みください
・申し込みフォーム:https://pro.form-mailer.jp/fms/4507b81f321432
※定員に達した場合、受付を締め切ります
■ トークイベント AIRの可能性~時間と場を共にすること~
国内各地でアーティスト・イン・レジデンス (AIR) が実施されていますが、アーティストの選定方法や滞在期間、支援内容など、そのやり方は多様です。普段は別の土地で生活・活動しているアーティストと一時的とはいえある時間と場を共にすることは、社会やわたしたち、そしてアーティスト自身にどのようなことをもたらすのでしょうか。別府の状況も踏まえながら、ゲストはもちろん、会場にお越しいただいたみなさんともAIRの可能性を探りたいと思います。
TALK 1
信州アーツカウンシルの野村政之さんをゲストに迎えます。信州アーツカウンシルは、芸術文化活動を推進する団体やアーティスト・クリエイターなどに対し支援をおこなっており、その1つとして県内全域で展開する『NAGANO ORGANIC AIR』があります。また野村さんはコロナ禍にゲストハウスなどと協働してアーティストを受け入れる『アーティストの冬眠@信州』など、ユニークなAIRも実践しています。それらの取組をもとに、地域のなかでAIRが持ち得る役割について考えます。

ゲスト:野村政之 (信州アーツカウンシル ゼネラルコーディネーター)
進 行:家入健生 (BEPPU PROJECT ディレクター)
日 時:2024年12月1日(日) 15:00~16:30
会 場:BEPPU STUDIO 01 (別府市楠町14-2 財前ビル1階)
料 金:無料
定 員:20名 (要予約)
お申し込み:下記のいずれかでお申し込みください
・申し込みフォーム:https://pro.form-mailer.jp/fms/1831c82c321494
※定員に達した場合、受付を締め切ります

ゲストプロフィール
野村政之 (信州アーツカウンシル ゼネラルコーディネーター)


1978年長野県生まれ。舞台芸術の企画・制作やドラマトゥルクとして創作現場に、コーディネーターなどとして公的芸術文化支援に並行して携わる。長野県内の公共ホール、東京の小劇場での活動、アーツカウンシル東京アーツアカデミー調査員、沖縄アーツカウンシルプログラムオフィサー、長野県県民文化部文化政策課文化振興コーディネーターなどを経て、2022年4月より現職。(一社) 全国小劇場ネットワーク代表理事、NPO法人舞台芸術制作者オープンネットワーク (ON-PAM) 理事。



TALK 2
国内外で活躍するキュレーターの服部浩之さんをゲストに迎えます。服部さんはキャリアの初期から長年にわたりAIRに従事し、規模・状況の異なるさまざまな場所で展覧会やアートプロジェクトを実践してきました。今回はこれまで服部さんが携わってきたAIRや展覧会を紹介してもらい、『KASHIMA』をはじめ同時に開催されている展覧会など、別府での取組も踏まえ、「協働/共同性」や「柔軟性」を糸口にAIRの可能性を考えます。
※本トークイベントに参加される方は、事前にオープンスタジオの鑑賞をおすすめします

ゲスト:服部浩之 (キュレーター|東京藝術大学大学院 准教授、国際芸術センター青森 館長)
進 行:家入健生 (BEPPU PROJECT ディレクター)
日 時:2024年12月14日(土) 17:30~19:00
会 場:不老泉 2階 集会室 (別府市中央町7-16)
料 金:無料
定 員:25名 (要予約)
お申し込み:下記のいずれかでお申し込みください
・申し込みフォーム:https://pro.form-mailer.jp/fms/57ecc7fa321495
※定員に達した場合、受付を締め切ります

ゲストプロフィール
服部浩之 (キュレーター|東京藝術大学大学院 准教授、国際芸術センター青森 館長)


早稲田大学大学院修了 (建築学)。国際芸術センター青森などで約10年間アーティスト・イン・レジデンスに従事。フリーランスを経て、秋田公立美術大学などで芸術教育に携わる。公共性・コモンズ・横断性をキーワードにさまざまな表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開。近年の活動に第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館展示『Cosmo-Eggs|宇宙の卵』(2019年)、『200年をたがやす』(2021年、秋田市文化創造館)、アートサイト名古屋城『想像の復元』(2023年) など。



■ ワークショップ『Would you like 風景画? in Beppu 手嶋勇気共同公開制作』
KASHIMA 2024招聘アーティストで画家の手嶋勇気と一緒に絵を描こう!
手嶋は普段、スマートフォンを使ってスケッチした風景を、プロジェクターで壁に投影し、線をなぞるようにして絵画作品を制作しています。
今回のワークショップでは、手嶋がスケッチした別府の風景を、参加者のみなさんになぞってもらい、絵画作品を一緒に作ります。どなたでも参加できますので、ぜひお越しください。



撮影:大部千尋

日 時:11月29日(金)、11月30日(土)、12月6日(金)、12月7日(土)
    各日とも 13:00~17:00
    ※上記時間内で、途中参加・退出も可
会 場:BEP.Lab (別府市北浜1-2-28 草本ビル)
持ち物:なし。ただし汚れても良い服装でお越しください
参加無料、年齢制限なし、経験不要、予約不要

【本リリースに関するお問い合わせ】
NPO法人 BEPPU PROJECT 担当:家入、関岡、塩田
〒874-0933 大分県別府市野口元町2-35 菅建材ビル2階
TEL:0977-22-3560 FAX:0977-75-7012 MAIL:info@beppuproject.com 
Web: https://www.beppuproject.com 営業日:月~金 9:00~18:00
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