SPORTS COLUMN
- スポーツの話題を毎日更新 -

  • HOME
  • SPORTS COLUMN
  • 運命の枠番抽選! 12番より外は勝ち馬ゼロ!!【有馬記念】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

運命の枠番抽選! 12番より外は勝ち馬ゼロ!!【有馬記念】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

有馬記念(日曜・中山)

1年を締め括るグランプリレース。芝2500m戦、GⅠ。

過去10年、1番人気は〔511〕、2番人気は〔212〕、3番人気は〔113〕。

6番人気以下〔152〕、2ケタ人気馬〔010〕。

馬連3ケタ2回に、万馬券2本。

近8年連続で1~3番人気が勝利も、ヒモ荒れに注意が必要です。

ステップレースを見ていきましょう。

GⅠのジャパンCから〔334〕。掲示板確保の馬。

天皇賞・秋から〔321〕。3着以内5頭に、2番人気6着馬。

菊花賞から〔222〕。連対4頭に、1番人気4着と2番人気16着の馬。

エリザベス女王杯から〔021〕。連対2頭と、8番人気7着馬。

海外GⅠのコックスプレートから〔100〕。勝ち馬。

凱旋門賞から〔012〕。人気、着順は不問です。

GⅡ のアルゼンチン共和国杯から〔100〕。1番人気1着馬です。

馬券圏内30頭のうち、29頭が前走GⅠから。残る1頭は3連勝で前走GⅡ を勝った馬です。

勝ち馬10頭中、9頭が前走GⅠ4着以内の馬。例外の1頭は先のGⅡ 勝ちの馬です。

連対20頭中、13頭にGⅠ勝ちがあり、5頭にはGⅠ2着がありました。残る2頭のうち、1頭は菊花賞3着+前走GⅡ 勝ちの馬、もう1頭は前走菊花賞1番人気4着の馬です。

GⅠ連対歴を持つ18頭中、16頭が同年GⅠ連対馬です。

また、同年重賞勝ちがない馬は2着までとなっています。

連対20頭中、15頭が芝2400m以上のGⅠに3着以内がある馬。2頭は芝2400m以上に勝ちのある馬。2頭は中山芝の連対率100%のコース巧者。残る1頭は、芝2200mのGⅠエリザベス女王杯の2着馬です。

前走が国内のレースで、勝ち馬から1秒以上離されて連に絡んだのは、14年2着のトゥザワールドのみです。

牝馬は〔332〕。

年齢別では、3歳〔432〕、4歳〔351〕、5歳〔326〕、6歳〔001〕。

3~5歳が馬券圏内のほとんどを占めています。

スタートして、すぐにコーナーを迎える特異なコース。枠順が大きく影響します。

勝ち馬10頭すべて、11番枠より内の馬。12番枠より外の馬は〔033〕。外枠不利を覚えておきましょう。

過去の好走馬が、複数回の好走を見せるのも特徴のひとつ。具体的に挙げていきましょう。

14年3着ゴールドシップ、実は12年優勝、13年3着。

15年勝ったゴールドアクター、翌16年3着。

15年3着キタサンブラック、翌16年2着、17年優勝。

17年3着シュヴァルグラン、翌18年も3着。

20年勝ったクロノジェネシス、翌21年3着。

今年は、昨年1、2着のドウデュースとスターズオンアース、21年2着のディープボンドが出走予定。要注目です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 改訂新版が発売!

『改訂新版 自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

2020年4月に発売した元本の内容をリニューアルして、最新のレース内容や血統表にした改訂新版です!

  • この記事を共有する!