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JRAビギナーズセミナー講師:長谷川雄啓の【ラジオNIKKEI賞】過去9年データ分析!

Text:長谷川雄啓

ラジオNIKKEI賞(2020年7月5日 福島11R)芝1800m

ラジオNIKKEI賞(日曜・福島)

3歳馬による、芝1800mのハンデ戦。

中山で行われた11年を除く、データは過去9回です。

1番人気は〔230〕、2番人気は〔310〕、3番人気は〔200〕。

6番人気以下〔147〕、2ケタ人気馬〔012〕。

馬連3ケタ1回に、万馬券1本。

穴党は、3着に人気薄を持ってきたいレースです。

ステップレースを見ていきましょう。

NHKマイルCから〔013〕。人気、着順は不問です。

ダービーから〔010〕。11着馬。

オークスから〔010〕。8着馬。

青葉賞から〔200〕。人気、着順は不問。

京都新聞杯から〔100〕。6着馬。

OPのプリンシパルSから〔211〕。連対3頭は3着以内の馬、3着馬は17着の馬でした。

白百合Sから〔120〕。3着以内の馬。

古馬混合の2勝クラスから〔102〕。人気、着順は不問。

1勝クラスから〔233〕。こちらはすべて勝ち馬です。

重賞、古馬混合の2勝クラスからは、人気、着順不問。

OPからは、基本3着以内。

1勝クラスからは、勝ち馬。

ざっくり、そう考えてよさそうです。

トップハンデは9回で13頭いて〔200〕。

勝ち馬のハンデは56.5~54キロで、平均すると54.72キロ。

2着馬は55~53キロで、平均54.33キロ。

3着馬は56~53キロで、平均53.78キロ。

ハンデ53キロの馬が〔025〕。すべて6番人気以下の伏兵です。

連対18頭中、16頭に芝1800mまたは2000mでの勝ちがありました。例外の2頭は、OPクラスに連対があった馬です。

また、連対18頭中、17頭が中2~8週での出走。例外の1頭は、中10週で臨んだ18年の2着馬、フィエールマン。

ちなみに、今年は前走が5月2日、3日~6月13日、14日の馬が、中2~8週となります。

牝馬は〔010〕。

小回り福島の開幕週。イメージとしては、逃げ、先行馬有利ですが、後方待機の馬、特に捲るタイプの馬の好走も見られます。小回り適性や、展開をしっかり読むようにしてみて下さい。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。

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