はなみち
パドックで周回を終えた馬は、馬場と直結する地下馬道を通ってコースに出ていくのですが、函館と中山には“はなみち”と呼ばれる地上の通路があり、レース直前の人気馬や、レースを終えた直後の馬を間近で見ることが出来ます。
特に、これからレースに向かう騎手の表情や、気合いの乗った馬の姿は、レースのワクワク感をより高めてくれます。
ちなみに、中山の“はなみち”は、有馬記念にちなんで、“グランプリロード”と名付けられています。
【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。
公開日:2020.09.02