12年前にあった11.5ゲーム差&マジック点灯からの逆転負け
菅野智之が無傷の11連勝。巨人ではスタルヒン以来の82年ぶり。
残り48試合でのマジック点灯。巨人では65年ぶりのスピード記録。記録ずくめの試合となった。
世間では2位の阪神に10.5ゲーム差をつけてのマジック点灯に「巨人の優勝で決まり」という声も聞こえてくる。
とはいえ、何が起こるか分からないのがスポーツの世界。本当に巨人の優勝で間違いないのか?
過去、2位チームに10ゲーム差以上つけてのマジック点灯で優勝を逃した例がないか調べてみた。
2008年の阪神。87試合消化した時点で57勝29敗1分と2位の巨人に11.5ゲーム差をつける独走状態でマジック46が点灯。
ところが、阪神は残りの57試合で25勝30敗2分と負け越し。
片や阪神にマジック点灯後の巨人は破竹の12連勝を含む38勝16敗1分という驚異的なペースで追い上げて逆転優勝した。
と、重箱の隅をつついてみたが、これは稀なケース。
今年の巨人の優勝確率が高いことは間違いない。
公開日:2020.09.16