セントライト記念(9月21日 中山11R)芝2200m
3歳馬による、菊花賞TR。3着までの馬に優先出走権が与えられます。
新潟で行われた14年を除く、データは過去9回です。
1番人気は〔321〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔123〕。
6番人気以下〔233〕、2ケタ人気馬〔011〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券1本。
4番人気までの馬が7勝、6番人気馬が2勝です。
ステップレースを見ていきましょう。
ダービーから〔643〕。人気、着順は不問です。
青葉賞から〔001〕。7着馬。
ラジオNIKKEI賞から〔112〕。連対3頭と、1番人気6着馬。
OPのプリンシパルSから〔001〕。勝ち馬。
2勝クラスから〔140〕。4着以内4頭と、2番人気6着馬。
1勝クラスから〔102〕。3番人気までで勝った馬です。
まとめると、勝ち馬9頭の前走は、ダービー以外なら、重賞(ラジオNIKKEI賞)2着、古馬混合の2勝クラスなら3着、1勝クラスなら勝ち馬。
その勝ち馬9頭中、7頭に重賞勝ちがあり、残る2頭のうち、10年の勝ち馬クォークスターには、重賞2着と中山芝2000mでの勝ちが、17年の勝ち馬ミッキースワローには、重賞5着と中山芝2200mでの勝ちがありました。
連対18頭中、15頭に芝2000m以上での勝ちがあり、残る3頭中2頭は芝1800mの重賞勝ち馬。
また、キャリア5~7戦の馬で、8勝、2着5頭。だいたいこれぐらいの経験がベストということでしょうか。
過去の戦績も、しっかりチェックするようにしてみて下さい。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。
公開日:2020.09.17