チャンピオンズC(12月6日 中京11R)ダート1800m
秋のダート王決定戦。ジャパンカップダートから名称を変え、中京での施行になったのが2014年のこと。従いまして、データは過去6年です。
1番人気は〔130〕、2番人気は〔200〕、3番人気は〔013〕。
6番人気以下〔322〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年1~3番人気の馬が連絡み。その一方で、昨年を除けば、6番人気以下が連に絡んでおり、人気馬と伏兵の組み合わせが多く見られます。
ステップレースを見ていきましょう。
JpnⅠの南部杯から〔210〕。掲示板確保の馬。
同じく、JBCクラシックから〔212〕。4着以内の馬。
JBCレディスクラシックから〔100〕。2着馬。
JBCスプリントから〔001〕。2着馬。
JpnⅡの日本テレビ盃から〔100〕。勝ち馬。
中央のGⅢ、みやこSから〔022〕。3着以内または1、2番人気に推されていた馬。
武蔵野Sから〔020〕。勝ち馬と3番人気に推されていた馬(7着馬)。
エルムSから〔001〕。勝ち馬。
勝ち馬はすべて前走JpnⅠまたはⅡに出走、5着以内の馬です。
勝ち馬6頭と2着3頭に、ダートGⅠ(JpnⅠ)勝ちがあり、残る3頭の2着馬はここがGⅠ初挑戦。
ダートGⅠに出走歴がありながら、3着以内がない馬の馬券圏内はありません。
また、連対12頭すべてに、ダート1800m以上の重賞での3着以内がありました。
さらに連対12頭中10頭に、左回りのダート重賞での連対歴があり、勝ち馬6頭はすべてこれを満たしていました。
牝馬は〔100〕。
年齢別で見ていくと、3歳〔210〕、4歳〔101〕、5歳〔123〕、6歳〔231〕、7歳〔001〕。
3歳から6歳まで、まんべんなくのイメージ。
最後に、勝ち馬6頭すべてが、9番枠より内の馬。10番枠より外は2着が3頭だけ。さらに14番枠より外の馬券圏内はありません。
大きなポイントになってくるかもしれません。覚えておきましょう。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【レギュラー出演番組情報】
『ジンバナ』 毎週日曜よる8:54~9:00(BS-TBS)
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2020.12.02