ホープフルS(12月26日 中山11R)芝2000m
朝日杯フューチュリティSに続く、2歳GⅠ。こちらは芝2000m戦。
GⅠに格上げされたのが17年のこと。従いまして、データは過去3年です。
17年は1、4、8番人気の1~3着、馬連1440円。
18年は1、2、3番人気で、馬連640円。
19年は1、3、2番人気で、馬連810円。
GⅠになって、堅い決着になった印象です。
前走別に見ていきましょう。
重賞から〔211〕。勝ち馬3頭に、1番人気2着馬。
OPから〔111〕。1番人気1着馬。
1勝クラスから〔010〕。1番人気1着馬。
新馬勝ちから〔001〕。3番人気1着馬。
馬券圏内9頭中、前走勝ちが8頭、2着が1頭。
連勝で臨んだ馬が7頭。
馬券圏内9頭すべてが、これまでに連をハズしたことがありませんでした。
また、8頭に芝1800m以上での勝ちがあり、例外の1頭は重賞も含め、芝1600mで連勝中の馬でした。
さらに8頭が芝で2勝以上を挙げていた馬。例外の1頭は新馬勝ち即の馬でした。
勝ち馬3頭はすべて前走重賞、OPからの馬。
キャリアは9頭すべてが4戦以内となっています。
関西馬が〔331〕と連対のすべてを占めており、西高東低に。
逃げ馬に馬券圏内が無いのは、OP、GⅡ時代を含む、過去10年でも同様です。差し、追い込みも決まりやすいことを覚えておきましょう。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【レギュラー出演番組情報】
『ジンバナ』 毎週日曜よる8:54~9:00(BS-TBS)
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2020.12.25