1年目、チームの評価と自己評価は一致していた
2021年よりオリックス・バファローズの2軍投手コーチを務める入来祐作氏。
1996年ドラフト1位で社会人野球チーム・本田技研からジャイアンツに入団した。
日本ハムファイターズや横浜ベイスターズ、アメリカでもプレー。引退後はホークスでもコーチを務めた。
そんな入来祐作さんは「社会人野球からのドラフト1位」ということで、チームでも主力となるポジションを1年目から期待されて当然の立ち位置だっただろう。
例えば、ピッチャーだったら先発ローテーションの1人として。打者であればスタメンでバンバン打つといったように。
しかし、入来祐作さんの1年目に与えられたポジションは“中継ぎ”だった。
当時の監督は長嶋茂雄だ。
その状況を本人はどう受け止めていたのか?
当時を思い出してもらうと「1年目の実力からすると、周りの先発陣と比較すると中継ぎが順当だと思っていた」という。
悔しい思いはあったが、監督・コーチの評価と自己評価が一致していたとのことだ。
公開日:2021.01.12