消化されずに体内を移動し、腸の健康を保つ!:食物繊維
食物繊維は炭水化物のうち、糖質でないものを指します。
ごく一部が大腸でエネルギーになるだけで、ほとんどが消化されずに排出されます。
水分を吸収して膨張しながら大腸に運ばれ、便秘を予防・改善し腸内環境を整えます。
種類は、水に溶けるタイプの「水溶性食物繊維」、水に溶けない「不溶性食物繊維」、さらに「難消化性でんぷん」に分けられます。
難消化性でんぷんは厳密には食物繊維ではありませんが、体内で食物繊維と同じような働きをします。
【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder
子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!
公開日:2019.10.15
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