たんぱく質を分解・再合成効率良くエネルギーに!:ビタミンB6
主にたんぱく質がエネルギーにかわる過程で働くビタミン。
たんぱく質は必要なアミノ酸がそろわないと体内で合成できませんが、たんぱく質をアミノ酸に分解することで不足するアミノ酸をつくり、新たなたんぱく質を再合成する働きもあります。
食事からとるほか、腸内細菌によって合成することができます。
また、ビタミンB6の働きを高めるには、牛乳やチーズ、レバーなど、ビタミンB2が含まれる食品をいっしょに食べるのがおすすめ。
【書誌情報】
『子どもに効く栄養学』
監修:中村丁次,牧野直子
イラスト:すぎうらゆう、久野貴詩、nicospyder
子どもはしょっちゅう風邪を引いたり、体調を崩したりします。ただ、病院でお薬をもらっても、嬉々として薬を飲む子どもはあまりいません。また、薬で解熱したり咳や鼻水を止めたり、といった対処療法はできますが、一番大事になるのは病原菌と戦うパワフルな体と免疫力です。子どもの体に効く栄養素を知ることで、日々の食事でもしっかりとサポートできるようになります。本書では、イラストでわかりやすく、栄養素の基本、働きを丁寧に解説。さらに子どものための食事のコツや食材の選び方までサポートします。さらに、風邪による熱、のどの痛み、鼻水、お通じなど、約16種類の症状別に、それぞれ効く食材&栄養素を紹介!パワフルで元気に、すくすくと子どもが育つために、1家に1冊あるだけでこれからの食生活が変わります!
公開日:2019.10.22
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