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肩と守備で原監督に存在感を再認識させた!正捕手奪取目指す小林誠司

D1ルーキーと初バッテリー

2月17日に行われた初の対外試合となる広島カープとの練習試合で、「7番・捕手」として先発出場した小林誠司。

初バッテリーとなったドラフト1位ルーキー平内龍太を、初回は三者凡退と上々の立ち上がりでリードし、2回は4番・クロンを四球で出塁させると、大盛穂にレフト前ヒットを浴び、ノーアウト一、二塁のピンチを背負うも、続く林晃汰をショートフライ、亜大の2学年先輩・正随優弥を見逃し三振、石原貴規をレフトフライに抑えた。

初の対外試合で最速150キロをマークした平内龍太を上手くリードし、3回1安打2四球無失点3奪三振の好投に導いた。

実戦で平内龍太をリードした小林誠司は、「1イニング目から物怖じしないな、と言う印象でしたし、自分が持ってる力をしっかり出してくれた。球自体も全然悪くなかったですし、すごい良い球が来ていた」と、平内龍太を手放しに誉め讃えた。

存在感を見せた小林誠司

平内龍太を好投に導いた小林誠司は、リードだけでなく、自慢の肩と守備で存在感を見せつけた。

3回2アウトの場面で、四球で出塁した俊足の羽月隆太郎の二盗を際どいタイミングながら強肩で阻止し、自慢の肩の健在ぶりをアピールした。

さらに5回には、この日風速10メートルほどの強風が吹き荒れ、フライを捕球するのも至難の業だった。そんな中、正隋優弥が1塁ファウルゾーンに打ち上げたフライを全力で追いかけ、ベンチ前で倒れこみながらどうにか捕球し、ベンチ内からは拍手が起こるビッグプレーを披露した。

全力プレーでアピールを見せた小林誠司に対し、原監督は「やっぱり存在感はあるしね。肩もスローイングもいいしね。やっぱり存在感というのはありますよね」と話した。

昨季は2度の骨折という不運に見舞われた小林誠司が、今季こそ正捕手奪取へ、全力でアピールを続ける。

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