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NPB36年ぶりのシーズン70盗塁!周東佑京【プロ野球2021達成期待の記録はコレ!】

Text:西尾典文

プロ野球2021達成期待の記録はコレ!

コロナに負けず、大記録樹立を祈願して!

今年も多くの大記録達成が期待されるプロ野球。その中でも編集部がピックアップした7つの記録について、達成を祈願する意味も込めて紹介したいと思う。

厳しいマークも関係なし!打力向上が達成へのカギ

周東佑京/福岡ソフトバンクホークス
『NPB36年ぶりのシーズン70盗塁!』

2019年オフに行われたプレミア12での活躍で一躍ブレイクした周東佑京。昨年はその勢いに乗って成績を伸ばし、50盗塁をマークして初の盗塁王に輝いた。10月には福本豊の持っていた連続試合盗塁の記録を13まで伸ばして大きな話題となるなど、まさに令和のスピードスターと言えるだろう。

高校、大学でもそのスピードが際立っていた周東佑京だが、プロ入り後に大きく成長したと感じるのがスライディングだ。少しスタートが遅れてもすぐにトップスピードに乗り、そしてベース付近でもそのスピードが落ちることがない。際どいタイミン
グで成功した例も多かった。

周東佑京に目指してもらいたいのがパ・リーグでは福本豊以来となるシーズン70盗塁だ。ポイントとなるのはいかに出塁するかというところ。打率は向上しているが、まだまだ力強さは物足りず、奪った四球の数も少ない。体の細さも気になるところだ。今後はスピードを維持したまま、いかにパワーアップするかというところを追求してもらいたい。

『がっつり!プロ野球28号』1月29日発売!!

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