フィリーズレビュー(3月14日 阪神11R)芝1400m
3歳牝馬による、芝1400mの桜花賞TR。3着までの馬に、優先出走権が与えられます。
19年は1着同着。従いまして、過去10年で、1着が11頭、2着は9頭となります。
1番人気は〔220〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔300〕。
6番人気以下〔346〕、2ケタ人気馬〔112〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年、馬券圏内に6番人気以下の伏兵が来る、波乱含みの桜花賞TRです。
ステップレースを見ていきましょう。
阪神JFから〔133〕。人気、着順は不問。
朝日杯FSから〔100〕。10着馬。
クイーンCから〔111〕。4着馬。
フェアリーSから〔010〕。2着馬。
OPから〔211〕。掲示板確保の馬。
1勝クラスの芝から〔534〕。勝ち馬9頭に、2、4、5着の馬が1頭ずつ。このうち、連対8頭の内訳は、勝ち馬6頭、2着馬1頭、1番人気5着馬1頭です。
1勝クラスのダートから〔001〕。勝ち馬。
未勝利勝ちから〔100〕。
馬券圏内30頭のすべてが、ダートも含め、前走1400mまたは1600mからの参戦です。
連対20頭中、18頭に芝1400m以上での勝ちがありました。
キャリア1戦馬の馬券圏内はなく、6戦以上は2着まで。
内回りでも、差し、追い込みが決まります。牝馬らしい、鋭い決め手の持ち主に注意が必要です。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【書誌情報】 重版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.03.10