阪神大賞典(3月21日 阪神11R)芝3000m
過去10年、1番人気は〔621〕、2番人気は〔111〕、3番人気は〔312〕。
6番人気以下〔022〕、2ケタ人気馬〔001〕。
馬連3ケタ6回に、万馬券なし。
勝つのは1~3番人気の馬です。
1番人気が馬券圏内を外したのは、昨年のみとなっています。
ステップレースを見ていきましょう。
有馬記念から〔451〕。人気、着順は不問です。
ジャパンCから〔101〕。人気、着順は不問。
日経新春杯から〔202〕。こちらも人気、着順は不問。
AJCCから〔200〕。1着または1番人気に推された馬。
ダイヤモンドSから〔123〕。掲示板5頭と、7着馬。
京都記念から〔002〕。3着以内の馬。
OPの万葉Sから〔010〕。勝ち馬。
3勝クラスから〔021〕。3着以内の馬。
馬券圏内30頭すべてが、前走芝2200m以上を走っていた馬です。
連対20頭のうち、前走が有馬記念以外なら、掲示板確保または1番人気に推されていたことは必須のよう。
連対20頭中、13頭に重賞勝ちがあり、6頭に重賞の2、3着がありました。
勝ち馬10頭で見ると、重賞勝ちが7頭、重賞2着が2頭、GⅠ3着が1頭。重賞実績は重要です。
さらに、連対20頭中17頭に芝2200m以上での勝ちが、加えて17頭に芝3000m以上への出走経験がありました。
牝馬は〔010〕。
年齢別に見ていくと、4歳〔453〕、5歳〔333〕、6歳〔322〕、7歳〔002〕。
若い順によく、連対は4~6歳の3世代に限られているようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 重版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.03.17