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JRAビギナーズセミナー講師:長谷川雄啓の【ダービー卿CT】過去9年データ分析!

Text:長谷川雄啓

ダービー卿CT(4月3日 中山11R)芝1600m

芝1600mのハンデ戦。

阪神で行われた11年を除く、データは過去9年です。

1番人気は〔120〕、2番人気は〔103〕、3番人気は〔110〕。

6番人気以下〔045〕、2ケタ人気馬〔020〕。

馬連3ケタはなく、万馬券1本。

波乱含みのハンデ戦です。

ステップレースを見ていきましょう。

海外GⅠの香港Cから〔001〕。

中山記念から〔012〕。

阪神Cから〔010〕。

阪急杯から〔210〕。

東京新聞杯から〔112〕。

京都牝馬Sから〔100〕。

ターコイズSから〔010〕。

小倉大賞典から〔001〕。

重賞組は人気、着順不問です。

OPの東風Sから〔131〕。3着以内が3頭に、2番人気4着と3番人気12着の馬。

ニューイヤーSから〔001〕。1番人気2着馬。

実は、3勝クラスからが最も好成績で〔411〕。1~3番人気で勝った馬です。

トップハンデは9年で12頭いて〔110〕。

勝ち馬のハンデは57.5~53キロで、平均すると55.67キロ。

2着馬は58~54キロで、平均55.67キロ。

3着馬は57.5~54キロで、平均55.73キロ。

勝ち馬は牡馬なら55キロ以上。53キロは牝馬。牡馬換算なら55キロになります。

また、57.5キロ以上の馬は、当日4番人気以内に支持された場合、馬券圏内が可能なようです。

馬券圏内27頭すべてが、前走芝1400m、1600m、1800mから。

連対18頭中、17頭に芝1600mでの勝ちがあり、例外の1頭には芝1600mでの2着と芝1400mでの勝ちがありました。

また、前走で3勝クラスを勝ち上がったばかりの5頭を除く、連対13頭には、重賞3着以内またはOPクラスでの勝ちがありました。

牝馬は〔110〕。5番人気と3番人気の馬。

年齢別で見ていくと、4歳〔241〕、5歳〔617〕、6歳〔031〕、7歳〔010〕、8歳〔100〕。

5歳馬がいいようです。

勝ち馬9頭中、8頭が10番枠より内の馬で、残る1頭は13番枠の馬。

中山芝1600mでは、あまり外だと厳しいのかもしれません。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 重版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。

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