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飛距離が全く出ないスイングの悪クセ「チキンウィング」の改善法とは!?【阿河徹スウィングの悪クセを徹底検証】

スウィングの悪クセを直す③フォロースルーで左ヒジが引ける

インパクト後のフォロースルーで、左ヒジが引けるのが「チキンウィング」です。

これは、ダウンスウィングでのアーリーリリースからボールに当てにいく意識が原因で起こります。

この動作の問題点は飛距離がまったく出ないことです。

アーリーリリースからチキンウィングでは、ヘッドスピードを上げることには無理があるのです。

チキンウィングのまま、ヘッドスピードを上げようとすると身体を大きく使ってしまい、スウィングは安定せずミスショットを連発してしまいます。

●改善ポイント
スウィングのメカニズムとして、クラブの入れ替え動作があります。

ダウンスウィングでは自分から見てクラブヘッドは右、グリップエンドは左にあります。

インパクトを過ぎてフォーロースルーでは、ヘッドとグリップエンドの位置が逆になります。

これが正しいスウィング動作なので、グリップエンドを反転させてクラブを振ってみてください。

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●阿河 徹
ツアープロコーチ。東北高校ゴルフ部コーチ。レッスン歴19年。サンディエゴゴルフアカデミー卒業。米国ゴルフ留学時にデーブペルツショートゲームスクール、アズメディアゴルフスクールなどでゴルフ理論を学ぶ。現在はトップクラスのゴルフ理論とコーチ経験で、藤本佳則、塩見好輝、森田遥、宮里美香などトッププロのスウィング指導を行う。NTTドコモのゴルフアプリ「GOLFAI」の開発監修も担当。東京都世田谷区の井山ゴルフ練習場でアマチュアゴルファーのレッスンも行っている。

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