仕事運を見る
鑑定を通じて感じる、仕事で成功する人とは、やはり自分の適性や才能を理解し、その能力を大いに発揮したり、さらに伸ばし続けている人です。また、「好きこそ物の上手なれ」と言われるように、自分の好きな仕事や得意なことを信念を持ってやり続ける人がとても多いと思います。反対に自分の能力や向き不向きを知らずに、自分の適性に合わない仕事をしている人は、努力をしてもなかなか上手くいかずに、転職を繰り返したり、いつまでも実力を発揮できないでいて、満足を得られない生き方をしているように思います。仕事の適性や実力を発揮して仕事運を上げていくポイントを知るには、才能や得意不得意、個性や考え方、生き方や行動の傾向を見る「知能線」と「運命線」を中心に見ることが最も重要となります。ぜひ、自分の才能や個性を知り、実力を発揮できる環境を選び、仕事運を飛躍的に向上して頂きたいと願います。
運命線から見る仕事の適性
運命線が中指に向かって上昇する人
運命線が濃くて、中指に向かってまっすぐ力強く上昇する人は、信念を強く持ち自分の力を信じて仕事運を向上させていくタイプです。まさに経営者型の手相で、人の面倒見が良くて豪快なワンマン経営者タイプです。
月丘から上昇する運命線の人
月丘から上昇する運命線を持つ人は、華やかで人気運があり、人から応援されたり、サポートされたりと何かと支持されるタイプです。この相の人は、人と接しながら自分のファンや顧客をたくさん作る職業に向くタイプで、芸能界・音楽界や水商売・飲食関係・美容師・エステ関係など指名を受ける仕事などに向きます。
運命線が複数ある人
運命線が並行して複数ある人は、二足三足のわらじを履いて成功していく人です。複数の会社を持ったり、複数の仕事をしたりなど、複数の収入を得て成功していくタイプの人です。
生命線から運命線が出ている人
生命線から運命線が上昇する人は、コツコツと重ねてきた努力が報われて、仕事上の大きな目標を達成できたり、出世したり、独立できたりと仕事運が大きく開花する人です。
【書誌情報】
『新版 手相の教科書』
著者: 青木智
手相は占いだと思いますか?手相は占いではなく統計学の一つだと著者の青木智さんはおっしゃいます。手相を見るにはスピリチュアルな力は必要なく、線の見方やその線の解釈という「知識」を身に付けることができれば、誰でも鑑定できるようになります。そして、手相が見られるようになれば「過去の自分に癒し」を、そして「未来の自分にハッピーを」もたらすことができます。手相の見方を覚えて、素晴らしい自分を発見し、自信を持って輝く先の人生を歩みましょう。そして、身の回りにいる大切な人たちに幸せを導きましょう。この本を手に取っていただくことで、きっとあなたにハッピーが訪れるはずです。※本書は2015年8月に(株)アルマット社から発行された『手相の教科書』を再編集し刊行しています。
公開日:2021.06.30