やわらかいグリップは飛距離アップにも直結!
前述のとおり、スイングには飛ばすためのエンジンが3つあり、1つ目は〝身体〞、2つ目は〝腕〞、3つ目は〝手首〞になります。
多くのプレーヤーは、飛ばそうと思って一生懸命に身体と腕を動かします。しかし、3つ目のエンジンである手首はまったく使えていません。ですから、思ったよりもボールが飛んでいかないのです。
一生懸命に振ろうとすればするほど、グリップを強く握ってしまいます。その結果、手首が動かずにヘッドが走らないことが原因です。
今よりも少しでも飛距離を伸ばしたいと思うなら、まずはグリップをやわらかく握ってください。それが3つ目のエンジンである手首をフルに活かせる方法なのです。
【書誌情報】
『動画解説版 グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える:動画でわかる、見つかる自分のベストグリップ!』
著者:松吉 信
ゴルフは自分の手でボールを打つのではなく、クラブで打つスポーツ。手は自分の身体とクラブをつなぐ唯一の部位だが、大半のアマチュアゴルファーはクラブや身体の動きに気を取られ、手元の感覚を軽視しがちだ。 そのことでミスショットが増え、スコアアップができないでいる。つまり、自分にとって正しいグリップで握っていないから思うようなショットが打てないのだ。 正しいグリップでなければ、身体のに歪みが出て余計な力が入り、スイングは崩れ飛距離も出ない。クラブの握り方が悪いままでは、いくらスイングを直そうとしてもゴルフの上達は無理ということだ。ということはグリップがよければゴルフがうまくいく、と言っても過言ではない。 この本は、ゴルファー自身にとって最適なクラブの握り方を見つけるための考えや方法を一冊にまとめたもの。その方法や身に付けるための練習ドリルを、QRコード付動画を中心にわかりやすく紹介する。
公開日:2021.05.08