「ごはんやパン、めん類は最後」が鉄則
脂肪を効率よく落とすためには、食べる順番を
意識することも大切です。
一番のポイントは、糖質が多く含まれる炭水化
物を最後に食べること。お腹が空いた状態でごは
んやパン、めん類などを食べると、糖質が急激に
吸収され、血糖値が一気に上がります。そうする
とインスリンが大量に分泌され、余分な糖が脂肪
として蓄えられてしまうのです。おすすめの順番
は、食物繊維→たんぱく質→水分→糖質です。
野菜や海藻、きのこ類などに含まれる食物繊維
はあとから腸内に入ってくる糖質の吸収も遅らせ
てくれるため、血糖値が緩やかに上昇するように
なります。
その次に食べるのが、肉や魚、卵、大豆製品な
どのたんぱく質。そしてみそ汁やスープなどの水
分をとってお腹を膨らませてから、ごはんやパン
などの糖質をとります。ある程度、満腹感を得て
から糖質をとることで、食べ過ぎを防ぐことがで
きるでしょう。
たとえば、しょうが焼き定食を食べる場合は、
まずサラダや小鉢の野菜、海藻類を食べましょう。
次に肉を食べてからみそ汁やスープをいただき、
最後にごはんです。
満腹感があったら、ごはんを無理して食べるこ
とはせずに残すようにしてください。可能であれ
ば、食べる前に量を調整しておくようにしましょう。
【書誌情報】
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著:栗原毅
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公開日:2021.07.12