全国49地区 夏の大会データベース
【山形】
2016年から3年連続で夏初戦敗退が続いていた山形県勢だが、2019年に鶴岡東が3回戦に進出し、上昇の気配。春はコロナ禍で途中棄権するチームも出たが、めげずに夏の飛躍を目指す!
《2021年 センバツ結果》出場なし
●甲子園での戦い&夏の展望
日大山形&羽黒が好調で東北大会でも躍動。コロナに負けるな山形球児
2006年夏に日大山形が甲子園8強に進出、2013年夏には同じく日大山形が好投手・庄司瑞と4番・奥村展征(現ヤクルト)を擁し、4強入り。2019年夏にも鶴岡東が切れ目ない打線で2勝を挙げるなど、活気が出てきた山形県勢。昨夏の甲子園交流試合でも鶴岡東が日本航空石川(石川)の嘉手苅浩太(現・ヤクルト)を打ち崩し、5対3で白星を持ち帰っている。
地区として強打のチームが多く、昨秋は日大山形が東北大会で弘前学院聖愛(青森)を5対3、東北(宮城)を7対4で下し、羽黒も10対7で強豪・盛岡大附(岩手)に勝利。県勢として打撃の勢いを生かしている。
今夏は日大山形に浅利瑠良、滝口琉偉、伊藤翔海など180センチ超の大型のスラッガーが揃い打線は強力。対抗の酒田南は2年生ながら背番号1を背負う本格派・田村朋輝や春季山形大会の準決勝、決勝で試合を決める一打を放った1年生トップバッター・桐花幸甫など、下級生にも逸材が揃う。
ただ、夏の大会でも上位を狙えるであろう複数の有力校が校内でコロナ感染者が発生したため、春季大会を途中棄権しており、夏は混戦になる可能性も高い。
過去10年山形 夏の甲子園/地方大会決勝戦績全国49地区夏の甲子園DATABASE【北海道・東北編】
かつては初戦で当たれば儲けものと言われていた北海道・東北勢。しかし、駒大苫小牧の夏甲子園2連覇を皮切りに全国レベルのチームが次々と登場。東北勢もいよいよ「白河の関」越えのときは近い!︎
投球制限が追い風になる!好投手の産地への期待は大
田中将大(楽天)、ダルビッシュ有(パドレス)、菊池雄星(マリナーズ)、大谷翔平(エンゼルス)、佐々木朗希(ロッテ)。21世紀に入り、数々の怪物を生み出した北海道・東北勢。
北海道はすでに駒大苫小牧(南北海道)が2004年夏、2005年勝戦で度も涙を呑んできた東北勢の初Vが待ち望まれる。
戦績を見れば、2011年夏、2012年夏に連続準優勝の八戸学院光星(青森)、2015年夏に準Vの仙台育英(宮城)が全国優勝への切り札。
2018年夏にエース・吉田輝星(日本ハム)を擁し、決勝まで駆け上がった金足農(秋田)も鮮烈だったが、ここに来て投球制限のルールが制定され、エース一人の力だけでは勝ち上がれない情勢になったのも事実だ。
しかし、近年の北海道・東北勢は投手育成に定評があり、プロスカウトもまず目を向ける地域。仙台育英をはじめ、いち早く複数投手制に舵を切ったチームも多く、甲子園でも優位に立てる可能性は高い。
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2年ぶりの夏が戻って来た!自粛ムードにつつまれた日本列島に清々しい活気の旋風を巻き起こす球児たち!この夏の主役候補たちに大接近!春夏連覇を目指す東海大相模の門馬監督と石田隼都投手!ドラ1候補、大注目の小園健太投手(市立和歌山)、達孝太投手(天理)の直前の意気込み!甲子園を目指しユニークなチームづくりを仕上げてきた注目校もクローズアップ!高校野球ファンのあなたにぜひ手に取ってみて欲しい一冊です! !
公開日:2021.07.11