プロキオンS(日曜・小倉)ダート1700m
本来は中京のダート1400mの重賞ですが、11年は京都、20年は阪神での施行。さらに今年は距離も変わるので、データは過去10年で見ていきたいと思います。
1番人気は〔223〕、2番人気は〔222〕、3番人気は〔030〕。
6番人気以下〔214〕、2ケタ人気馬〔101〕。
馬連3ケタ3回に、万馬券3本。
中京以外の京都、阪神の時は、どちらも万馬券になっています。
ステップレースを見ていきましょう。
交流GⅠのかしわ記念から〔210〕。3着以内の馬。
フェブラリーSから〔010〕。4着馬。
海外GⅡのゴドルフィンマイルから〔010〕。5着馬。
さきたま杯から〔010〕。2着馬。
交流GⅢの北海スプリントから〔100〕。2着馬。
かきつばた記念から〔010〕。勝ち馬。
東京スプリントから〔001〕。2番人気8着馬。
芝の函館記念13着馬の〔010〕というのもあります。
重賞組は掲示板確保が10頭。残る2頭は、2番人気と、初ダートの馬でした。
実は、OPからが最も好成績で〔639〕。3着以内13頭に、2番人気が3頭。どちらにもあてはまらない2頭は、前々走で連対を果たしていました。
3勝クラスから〔110〕。こちらは1番人気1着の馬です。
連対20頭中、格上げ初戦で臨んだ2頭を除く、18頭中14頭にOPクラスでの勝ちがありました。
そのうち13頭が、ダート1400mのOPクラスでの1着。
今年は1700m戦ですから、距離を置き換えてみるといいかもしれません。
牝馬は〔112〕。
最後に年齢別に見ておくと、3歳〔000〕、4歳〔420〕、5歳〔244〕、6歳〔412〕、7歳〔023〕、8歳〔011〕。
4~6歳馬が中心のようです。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 重版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2021.07.08