鼻呼吸ができないとリスクが高まる「アデノイド顔貌」の特徴と影響とは?【歯並びをよくする離乳食・幼児食】
口呼吸のデメリット
口呼吸は子どもだけの問題ではありません。口呼吸をしている大人も多いものです。無意識に口が開いてしまっていたりするので、自分では気がつかないということも。まわりの人に見てもらうことで気がつくことがあるかもしれません。
口呼吸はキケンがいっぱい

・いびき・睡眠時無呼吸症候群・睡眠障害など
・学習障害(集中力の低下)
・発育障害(低体重や肥満など)
・アデノイド顔貌(口元が出る、あごの極端な後退、鼻が低い など)
アデノイド顔貌の子どもの顔の特徴
アデノイドの肥大が進むと顔にも変化があらわれ、それをアデノイド顔貌といいます。なるべく早く対処し、歯並びや顔のつくりへの影響を防ぐようにしましょう。

<ほかにも、顔がむくんだり、唇がめくれて、開いてしまうなどがあります>
【出典】『歯並びをよくする離乳食・幼児食』著:杉原麻美/藤原朋未
【書誌情報】
『歯並びをよくする離乳食・幼児食』
著:杉原麻美/藤原朋未
お子さんの歯並び、お口の状態、気にしていますか?
昔に比べ、やわらかいものを食べるようになった昨今、お口まわりの筋肉や、飲み込む力が未発達なままとなり、「でこぼこ歯」「出っ歯」「ポカン口」「受け口」などの、お悩みを持つお子さんが増えています。
歯並びや、噛み合わせの悪さが与える影響は多々ありますが、大人になってからもデメリットとなり続けるものばかりです。
「でも、歯並びは遺伝の影響では…?」と思った方にこそ、
手に取っていただきたいのが本書です。
実は0歳児からのミルクの飲み方、哺乳瓶の選び方、
離乳食・幼児食のメニュー、食べ方といったことのすべてが、
お子さんの歯並びにつながっているのです。
お口を育てる視点から、「月齢を目安にするよりも、お口の状態に合わせて進める」「誤嚥を防ぐ細かい切り方ばかりだと歯を使わず、お口の発達が促されない!」といった、離乳食・幼児食の新常識を解説し、一生ものの「きれいな歯並び」をつくる、離乳食・幼児食のフリージング&作りおきレシピをご紹介します。