生活に取り入れる「易」の楽しみ方! 風水対策もできるイーチンタロットの奥深さ【一番わかりやすい はじめてのイーチンタロット】

知れば知るほどおもしろい易の世界【キーワード1 風水

易は風水と組み合わせることができる!

 易には生きるためのさまざまな知恵がつまっています。ここからはイーチンタロットで占うだけではない易の楽しみ方、生活への取り入れ方をご紹介していきましょう。まずは易と風水の関わりです。

「天の時、地の利、人の和」
『孟子』には、このような表現があります。

 天は時空で「時の流れ=暦」を示し、地は「空間=環境」を示し、人はこの天と地の理ことわりから恵みを授かりながら生命を育んでいます。

 この「地」が風水となるわけです。空間、環境によって私たちは左右されます。天を直接操作することはできませんが、地にある空間を国づくりや街づくり、個々の家に関しては模様替えや改築など創意工夫をすることができます。そして地で起きることは天、つまり目に見えない、つかめない運にも反映します。

 例えば地震雲は、地底深くで起こる地殻変動が天に映し出されたものと言われています。そもそも「雲」の形成には地(海)が必要です。熱された海水が水蒸気となって雲を形成し、その雲が雨や雷、雪を降らせます。それがまた山にたまり、積もれば溶けてまた川や地脈から流れ、最終的には海にたどり着くのです。

 自然現象はすべてこうした循環で成り立っていることから「風水」が生まれます。古代風水は地形を見る「地理風水」が主流で、のちにお墓を見る「陰宅風水」、そして城や家の形を見る「陽宅風水」にまで発展します。この風水の基本軸にあるのが「易」なのです。東洋思想の宇宙観である「陰と陽」と「八卦」がなければ風水は成り立ちません。

易(陰陽論・八卦)→五行論→陰陽五行論→風水(地理・陰宅・陽宅)
という流れです。

 風水においては五行の相性、つまり相克・相洩のバランスで判定します。また、風水に用いられる道具「風水羅盤」は地盤・人盤・天盤が組み合わさってできています。八卦や干支、二十四方位、二十四節気や二十八宿など「天と地と人との情報」がすべてつまっているのです。そのためイーチンタロットで占った結果の対策の1つとして風水も取り入れることができます。

 本来は複雑な判断をするものですが、今回ご紹介する出し方はとてもシンプルです。占った際に引いたカードの「下卦」に出た八卦から、風水対策を練るという方法です。下卦は内卦ともいい、家のことや内側のことを表します。

 慣れてきたら、六十四卦に合わせて風水対策を考えてみるのもおもしろいでしょう。環境学では外への働きかけだけでなく、内(家)でどうすごすかが非常に大切だからです。

 風水についてさらに深く知りたい人は地理風水や家相を解説した拙著『いちばんやさしい風水入門』(ナツメ社)、『人生が変わる! 住んでイイ家ヤバい家』(日本文芸社)を参考にしてください。

【出典】『一番わかりやすい はじめてのイーチンタロット』著:愛新覚羅ゆうはん

【書誌情報】
『一番わかりやすい はじめてのイーチンタロット』
著:愛新覚羅ゆうはん


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「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
皆様、一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
この言葉は易からきています。占いは当たることもあれば外れることもあり、陰陽吉凶で成り立っていることを示します。
つまり、活用するのは吉ですが依存するのは凶ということです。
当てものではなく、出た内容を参考にしながら長い人生の旅路にどう活かすかが大切です。
そして占いの基礎・原点がこの「易」につまっており、このイーチンはその易の要素を多く含んだものとなります。
つまり、この本を手にしたあなたはもう「人生の苦難を乗り越える教えを手にした!」といっても過言ではないでしょう。
しかし、易と聞くと原文が漢文であることから簡単に読み取れないことがハードルで
「難しい!」と敬遠される方も多いのではないでしょうか?
本著では難しい漢文やそれについての和訳・解説はあえてしていません。
「はじめての易(イーチン)」を習得してみたい方向けに「極めてやさしい」作りとなっています。

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