心のデトックスは「頑張らない」ことが大切!ジャーナリングを無理せず続ける方法【感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング】

ジャーナリングの基本「1日3分から始める」

ジャーナリングを習慣化し、心のデトックスを効果的に行うためには「頑張らない」ことが大切です。多くの人が日記やジャーナリングを始めても三日坊主で終わってしまうのは、無意識のうちに「ちゃんと書かなきゃ」「立派なことを書かなきゃ」と自分でハードルを上げてしまっているからです。心の闇や影を表現する作業において、「うまさ」や「量」はまったく必要ありません。むしろ、気負いは邪魔になります。

まずは「1 日 3 分」と決めてみてください。タイマーを 3 分間セットし、アラームが鳴るまでの間だけ、ひたすら手を動かします。この「タイマーを使う」という行為には、重要な意味があります。

● 区切りがつき、書くことに集中できる

3 分間という短い区切りがあることで、脳は「この短い時間だけなら向き合える」と判断し、集中モードに入りやすくなります。ダラダラと書き続けるよりも、制限時間があるほうが、本音がパッと出やすくなるのです。

● 心の安全性を保てる

自分の内面、特にネガティブな感情や闇や影の部分と向き合うことは、ときに苦痛を伴います。「どんなに嫌な気持ちが出ても、3分後には必ず終わる」という保証があることで、脳や心は安心して心のフタを開くことができます。

時間がきたら、途中でもペンを置いてください。その割り切りが、明日またノートを開くための軽やかさを生むのです。

気力がなければ3行だけでもOK

時間の確保さえ難しい、タイマーをセットする気力すらない日は、「3 行だけ書く」というルールに切り替えましょう。ノートの真っ白なページを前にすると、「埋めなければ」というプレッシャーを感じることがあります。しかし、「3 行でいい」と決めていれば、そのプレッシャーは消え失せます。

「ああ、疲れた。」「今日は上司のあの言葉にムカついた。」「眠い。早く寝たい。」これで 3 行です。

本当に何も思い浮かばないときは、「書くことがない」と書いてください。「書くことがない。眠い。お腹すいた」それでもペンを動かしたことには変わりありません。「書くことがない」と書くことさえ、立派なアウトプットなのです。

書けない日があっても、「今日は書けなかったな、まあいいか」と流してください。まずは 3 日、たった 3 分、あるいは 3 行から始めればいいのです。

POINT

完璧さより「短く続ける」ことが一番のコツ。
3分、3行だけでも、心の中の闇や影を外へ出し、デトックスに。

【出典】『感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング』著:長沼睦雄

【著者紹介】
長沼睦雄(ながぬま・むつお)
十勝むつみのクリニック院長・精神科医。昭和31年生まれ。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了。その後、障害児医療分野に転向し、道立札幌療育センターにて14 年間児童精神科医として勤務。平成20 年より道立緑ヶ丘病院精神科に転勤し児童と成人の診療を行う。平成28 年に帯広にて十勝むつみのクリニックを開院。急性期の症状を対症療法的に治療する西洋医学に疑問を感じ、HSP・アダルトチルドレン・神経発達症・発達性トラウマ障害・慢性疲労症候群などの慢性機能性疾患に対し、「脳と心と体と食と魂」をつなぐ根本治療を目指す統合医療に取り組んでいる。
『敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本』『繊細で敏感でも、自分らしくラクに生きていける本』(共に永岡書店)、『子どもの敏感さに困ったら読む本』『10 代のための疲れた心がラクになる本』(共に誠文堂新光社)、『その、しんどさは「季節ブルー」』(日本文芸社)など著書多数。

【書誌情報】
『感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング』
著:長沼睦雄


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「しっかり休んでいるつもりなのに、疲れがとれない。」
「小さなことですぐに落ちこんでしまう。」
「頑張っているのに、空回りして上手くいかない」

そんな状態が続くとき、私たちはつい「もっと休まなきゃ」「前向きにならなきゃ」と自分を励まそうとします。
けれど、それでもラクにならないのはなぜでしょうか。

もしかしたら、その原因は、心の奥にしまい込んできた〈闇〉や〈影〉――
つまり、ふたをしてきた本音や感情にあるかもしれません。

怒り、悲しみ、不安、嫉妬、あきらめ。
感じてはいけないと思ってきた感情ほど、気づかないうちに心のエネルギーを消耗させていくのです。

そんなときに役立つのが、感情を紙に書き出す「ジャーナリング」。

誰にも見せないノートに、評価も正解も求めず、ただ今の気持ちを書いていくことで、心の奥に溜まったものが少しずつ流れ出し、不思議なほど心と体が軽くなっていきます。

本音を出すだけで、心は回復する。
ジャーナリングは、つい頑張りすぎてしまう人のための、
「書いて、出して、軽くなる」
感情デトックスというセルフケアです。

初めての方でも大丈夫。
この本は、「整えようとしない」「頑張らなくてもいい」、やさしいスモールステップで構成されています。

常時接続の現代だからこそ、自分とだけつながる時間を大切にすることで理由のわからないつらさが消え、他人の声に振り回されなくなります。
疲れきった毎日から抜け出し、本来の自分に戻るための1冊です。

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