降着、大波乱・・・。過去の天皇賞のドラマを振り返る。

稀代の逃げ馬に起きてしまった悲劇も
天皇賞(秋)は、いままでにいろんなドラマを見せてくれたレースであり、2000Mを争う中距離ナンバー1決定戦の戦いである。今年は現役最強牝馬アーモンドアイなどG1馬が10頭も出走予定だ。
そんな戦いの前に、天皇賞(秋)の名シーンを思い出してみよう。
メジロマックイーン
1991年の天皇賞(春)を勝ったメジロマックイーン。鞍上は武豊で、圧倒的1番人気に支持された。レースも2位入線のプレクラスニーに6馬身差。圧勝したかに見えたが、掲示板には“審議”の文字が・・・。
2コーナーで進路妨害があったと判定され、日本のGI史上初となる1位入線馬の降着が確定。この結果によりプレクラスニーに騎乗していた江田照男が、武豊が保持していた天皇賞(秋)史上最年少制覇記録を更新することに。
サイレンススズカ
1998年、前哨戦の毎日王冠を逃げて圧勝し、続く最大目標であった天皇賞(秋)を1番人気で迎えた。レースも順調に逃げ、2番手に10馬身以上離していたが、3コーナーの辺りで悲劇が訪れる。突然の失速、左前脚の手根骨粉砕骨折を発症してしまったのだ。その後、回復が極めて困難と診断され、安楽死となった悲劇の逃げ馬。
ヘヴンリーロマンス
2005年、戦後初の天覧競馬となったレースで、大波乱が巻き起こる。なんと勝ったのは14番人気だったヘヴンリーロマンス!!
レースを終えウイニングランの後、鞍上の松永幹夫騎手はヘヴンリーロマンスを天皇・皇后両陛下がおられる、メインスタンドへ向かわせる。ヘヴンリーロマンスと松永幹夫騎手は天皇・皇后両陛下の前で立ち止まり、松永幹夫騎手が帽子を脱ぎ最敬礼した。
エイシンフラッシュ
2005年以来7年ぶりとなる天覧競馬のなか、Mデムーロに導かれ、日本ダービー依頼、久々の勝利となる。Mデムーロ騎手は、ウイニングランの後、エイシンフラッシュをメインスタンドへ向かわせて下馬、ヘルメットを脱ぎ、天皇・皇后両陛下にひざまずいて最敬礼した。
通常は後検量前に下馬してしまうと、理由がない限り制裁対象となる場合があったが、この1件は制裁対象ではないとなったレース。
今年は、どんな名シーンが見られるのか?
発走は、東京競馬場 10月27日 15時40分
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