「貧乏ゆすり」で腰痛を緩和させる!? 自律神経を整え睡眠の質も向上させる生活習慣2選

心と体が整えば腰痛は治る!

腰に優しい生活習慣をつける

 心と体の両面から「腰に優しい」暮らしの中のノウハウを、様々な角度から提案。例えば、精神の不調が引き起こす腰痛対策として、自律神経を正常に保つ入浴法のほか、貧乏ゆすりがもたらす思わぬ効果も紹介。

 悪い姿勢に起因するトラブルには、腰への負担が少ない歩き方や座り方をはじめ、顔を洗うとき、荷物を持つときの注意点など、普段の何気ない動作からもアプローチ。また、腰痛の大敵、冷えを解消するため、血行促進をはかる「温活」の有効性にも言及します。

 腰痛の元凶となっている「心の乱れ」「悪い姿勢」「筋肉の衰え」を、心と体を整えることで解消し、次第に腰痛を遠ざけていく環境を整えるのがテーマです。ここでお伝えしたものを一気に全てやるのではなく、1つでもいいので、まずは気軽にできそうなものから始めてみましょう。少しずつでも続けていけば、確実に「健やかな腰」へと近づいていきます。

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自律神経を休息モードに! 心因性腰痛に効くお風呂の入り方

38~40度のお湯に10~15分

 自律神経を整えるには、お風呂で温まることも効果的です。シャワーでは体がしっかりと温まりませんので、浴槽に張ったお湯につかるようにしましょう。お湯の浮力だけでも、筋肉や関節のほか、心や脳の緊張を解きほぐしてくれます。

 季節によって若干上下しますが、お湯の適温は38~40度。ややぬるめのお湯に10~15分ほどつかることで、活動的な交感神経より休息モードの副交感神経が優位になり、リラックス効果で体と心がゆったり癒やされます。逆に、湯温が42度を超えると自律神経が活動モードになり、交感神経が優位になってしまいます。熱めのお湯が好きな人には少し物足りないかもしれませんが、心と体が興奮状態になれば、くつろぎのバスタイムが台なしに。そればかりではなく、眠気も覚めて寝つけなくなることもあるので注意してください。

 ちなみに、お風呂に入るのは寝る1時間前くらいが最適です。私たちは体温が下がるときに眠気を催すため、お風呂で温まった体が冷めていくときが自然な入眠のチャンス。そのタイミングが、入浴からおよそ1時間後というわけです。

 お風呂に精油やバスソルトを入れることで気分が和らぎ、副交感神経を活性化させます。また、お湯の中で軽くストレッチをすれば体がほぐれ、リラクゼーション効果も。自分なりに色々とアレンジを加えてみるとよいでしょう。

お風呂に入って自律神経を整えよう

40度ほどのお湯に身を任せていると、交感神経から副交感神経へとスイッチが切り替わり、心身がゆったりリラックスできます。

湯温は40度くらいのぬるめに設定

38 〜40度のお湯につかると、副交感神経の働きでお休みモードになります。

15分を目安にゆっくりつかる

体の芯まで温めるには、ぬるめのお湯に10~15分ほどゆったりとつかるのがベスト。

香りをプラスしてリラックス効果を高める

お風呂に精油を入れて副交感神経を刺激。ラベンダーの香りはリラックス効果抜群です。

入浴のベストタイミングは寝る1時間前!

入浴で上がった体温が下がり始めるときが、眠りに入る最適な時間帯。
就寝の1時間前にお風呂へ入るのがおすすめです。

体温が下がる時間と入眠時間を合わせる

人間は体温が下がるときに眠くなる習性があります。

お風呂で温まった体が冷めていくのは、入浴してから1時間前後。自然な眠りを誘うなら、就寝予定の1時間前あたりに入浴するのがよいでしょう。

次ページ:【貧乏ゆすりに隠された腰痛に効く驚きの効果とは!?】

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