9割の生物が絶滅した大事件も!? これまでに5回起きた大量絶滅「ビッグファイブ」とは【眠れなくなるほど面白い 図解 絶滅動物の話】

過去に地球上の生物を襲った5度の「大量絶滅事件」
9割の生物が絶滅した大事件も
地球の歴史の中では、無数の生き物が一気に姿を消した5度の「大量絶滅事件」が起こっており、「ビッグファイブ」とも呼ばれます。
1回目は、古生代の「オルドビス紀」の終わりに起こりました。当時の地球は急激に寒冷化し、海面が大きく下がったことで、多くの海洋生物が絶滅したのです。
2回目は、同じく古生代の「デボン紀」後期にあたる「フラスメニア階」から「ファメニア階」にかけてです。火山活動や酸素濃度の変化が原因と考えられ、サンゴや魚類など海の生き物が大きな影響を受けました。
3回目は、古生代と中生代の境目にあたる「ペルム紀」の終わりに起きた最大規模の絶滅です。シベリアでの大噴火が地球規模の気候変動を引き起こし、全生物の約90%が姿を消したといわれています。
4回目は、中生代の「三畳紀」の終わりに発生しました。火山活動による温室効果ガスの増加で気候が乱れ、海の生物や一部の爬虫類が絶滅しました。その後、ジュラ紀に移行し、恐竜が地上の主役として台頭します。
5回目は、中生代と新生代の境目「白亜紀」の終わりに起きたものです。メキシコ・ユカタン半島に落下した巨大隕石の衝突が原因とされ、恐竜をはじめ多くの生物が姿を消しました。
生命史を変えた5大絶滅事件
① 古生代「オルドビス紀」
急激な寒冷化で海面が下がり、多くの海洋生物が絶滅。

② 古生代「デボン紀」後期
火山活動や酸素濃度の変化によって、サンゴや魚類などが多く絶滅。

③ 古生代「ペルム紀」終期
シベリアでの大噴火が地球規模の気候変動を引き起こし、全生物の約90%が姿を消した。

④ 中生代「三畳紀」終期
火山活動による温室効果ガスの増加で気候が乱れ、海の生物や一部の爬虫類が絶滅。

⑤ 中生代「白亜紀」終期
巨大隕石によって、恐竜をはじめ多くの生物が姿を消した。

地球環境の大きな変化が大量絶滅を引き起こし、そのたびに生命史が塗り替えられてきました。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 絶滅動物の話』監修:今泉忠明
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 絶滅動物の話』
監修:今泉忠明
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絶滅動物の話!
40億年に及ぶ地球のヒストリー。
その中で繰り返されてきた生き物たちの絶滅。
もはや私たちが出会うことのかなわない彼らのあまりに興味深いエピソードを紹介。
絶滅とは何か。
「弱いから」滅び、「強いから」生き残るわけではない。
なぜ彼らは滅び、また生き残ったのか。
我々人類こそが絶滅の原因だった生き物たちもいる。
発見から30年もたたずに食い尽くされたステラーカイギュウ。
人類が現れるまで無敵だった巨大ナマケモノ、メガテリウム。
あるいは進化の果てに潰えた者たち。
さすがに大きくなりすぎたジャイアントペンギン。
肉食をやめたら生活が合わなかったアルクトテリウム。
環境や競争に敗れた末、絶滅の運命をたどることもある。
たどり着いた最後のすみかが噴火で沈没したオオウミガラス。
クローンで復活するも「2度の絶滅」をしたピレネーアイベックス。
絶滅は過去のできごとではない。
種の断絶が危ぶまれる生き物は、我々が生きるこの世界にも存在する。
トラ、オオサンショウウオ、ヤンバルクイナ、ホッキョクグマといった
絶滅危惧種がそれだ。
絶滅といえばこれ、謎多きニホンオオカミや「最後の1頭」が2012年に死亡したピンタゾウガメも。
触れれば触れるほど知りたくなるもう永遠にいなくなってしまった、いつかはいなくなってしまうかもしれない彼らの物語。
ひょっとすると、人類もいつかは……?
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