食事をほんの少し見直すだけで血管・血液はみるみる若返る【図解 血管・血液の話】
血管・血液が若返る食事とは
血管・血液を若返らせるためには、食生活を見直すことが不可欠です。体に必要な栄養素をバランスよくとることが基本ですが、なかでもおすすめしたい食品が「オサカナスキヤネ」。それぞれ、オ=お茶、サ=魚、カ=海藻、ナ=納豆、ス=酢、キ=きのこ、ヤ=野菜、ネ=ねぎ類を指します。
これらは、糖の代謝を促す栄養素を含む食品、中性脂肪を減らす作用のある栄養素を含む食品、活性酸素を除去する作用のある抗酸化物質を含む食品の代表的なもの。つまり、血管・血液の健康のために最も摂取したい食品リストになっています。体にいい食品は細かく挙げればきりがなく、いちいち覚えていられません。そこで、覚えやすい「オサカナスキヤネ」の食品を3食に意識的にとり入れることをおすすめしています。
本書では、トップクラスの血液サラサラ効果を持つ食品を組み合わせたスペシャルレシピを考案しました。名づけて「血流爆上がり万能トマたま酢」。使う材料はトマト、たまねぎ、黒酢のたった3つ。食前に食べると効果的ですが、他の食材と合わせてアレンジしてもOK。簡単につくれておいしいので、無理なく習慣化できます。
もう1つ普段の食事で心がけたいのが「糖質ちょいオフ」。糖質は大切な栄養素ですので、絶つ必要はありません、ごはんならいつもの量から一口分減らすだけで十分効果があります。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 血管・血液の話』
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 血管・血液の話』
著者:栗原 毅 栗原丈徳
著者プロフィール
栗原 毅:1951年新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶応義塾大学特任教授。現在は栗原クリニック東京・日本橋院長を務める。日本肝臓学会専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。血液サラサラの提唱者のひとり。
累計300万部突破!『眠れなくなるほど面白いシリーズ』の健康最新作!血液と血管が若返る&健康に維持するコツを専門医がしっかり解説!
日々の乱れた食生活や運動不足、肥満などをはじめ、さまざまな原因でドロドロになってしまう血液。「なんとなくダルい」「寝ても疲れが取れない」「むくみや冷えにずっと悩んでいる」などを感じている人は、血液の状態が悪くなっている可能性も。そのままの状態にしておくと動脈硬化になり脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めたり、血流が悪くなることで認知症などにも影響を及ぼすと言われています。人生100年時代と言われる昨今、大病せずに健康寿命を全うするためには、血液をサラサラに保っておくことが中高年以降は必須です。本書では肝臓専門医で『血液』の専門家でもある著者による、血管と強くして血液をサラサラに保つ簡単な方法をこれだけやっておけば大丈夫、という厳選したメソッドで紹介します。『血液をきれいにする歯磨き』『酢トマトを食べる』など誰でも簡単にできて効果絶大なものばかり。血圧、中性脂肪などが高い方をはじめ、いつまでも病気知らずで若々しくいたい方など、あらゆる人に読んでいただきたい一冊です。
公開日:2024.09.26