書籍

利益を上げることは悪いことではないが、十分に注意しなければならない事とは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、利(り)に放(よ)りて行(おこ)なえば、怨(うら)み多(おお)し。 <訳>先生がいわれた。利益ばかりを考えて行動していると、人から怨みを受けることが多いものだ。 利益を得ることについて、孔子は否定す […]

劉備、呂布に抗すべくもなく逃げ込む【図解 三国志】
三国志の主役たちが続々登場 袁術は、劉備が上奏し、自領の揚州淮南に攻め寄せてくるとの曹操の偽報を信じ、返り討ちにせんと紀霊に十万の兵を与えて徐州へ進撃させた。ところが、案の定、呂布はその隙を狙って徐州の下邳城を奪ってしま […]

「君子というものは、器ではない」指導的立場の人を器のように1つの型にはまってはいけない理由とは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、君(くん)子(し)は器(うつわ)ならず。 <訳>先生がいわれた。君子というものは、器ではない(つまり、決まりきったものを入れるという限定された器とは違って、広く自由であってよいのだ)。 専門分野につ […]

農民支配を確立した「屯田性」とは?【図解 三国志】
三国志の主役たちが続々登場 曹操危うし!だが、敵かたき役やくはそう簡単に死なぬ。曹操の急を知った典韋が二本の大鉄戟を振り回し、曹操を救出。夏侯惇の一隊も救援に駆けつけ、曹操はようやく窮地を脱したのである。年がまわり、興平 […]

「富を得ることは天命」求めて得られるものでは無いならば、孔子が望んだ生き方とは?【論語】
【孔子の名言】 子(し)曰(いわ)く、富(とみ)にして求(もと)むべくんば、執鞭(しつべん)の士(し)と雖(いえど)も、吾(わ)れ亦(ま)たこれを為(な)さん。 如(も)し求(もと)むべからずんば、吾(わ)が好(この)む […]

曹操が青州兵を自軍に組み込む【図解 三国志】
袁紹は河北四州を手に入れる 初平三年(192)は、王允が討たれ、孫堅が死に、曹操は兗州で黄巾賊の残党を平定して青州兵を組織した。また、袁紹が「界橋の戦い」で公孫瓚を破った。 固辞した袁紹も、最後には承諾し、「わが弟の袁術 […]

孔子は弟子を評価し、性格上の問題点まで含めて諭(さと)されたこととは?【論語】
【孔子の名言】 子(し)貢(こう)曰(いわ)く、我(わ)れ人(ひと)の諸(こ)れを我(わ)れに加(くわ)えんことを欲(ほっ)せざるは、吾(わ)れ亦(ま)た諸(こ)れを人(ひと)に加(くわ)うること無(な)からんと欲(ほっ […]

董卓ついに誅殺される!【図解 三国志】
貂蝉が董卓と呂布の中を裂く 王允の策略を知らされた貂蝉は、「旦那さまの憂いのご様子に心を痛めておりました。わたくしでお役に立つことがあらば、万死も厭いといませぬ」と言う健気さ。王允は貂蝉の手を取り、「すまぬ」と一声、感涙 […]

「言行不一致は恥ずかしい」言った事をきちんと実践することは、とても難しいということわざとは?【論語】
【孔子の名言】 子(し)曰(いわ)く、古者(こしゃ)、言(げん)をこれ出(い)ださざるは躬(み)の逮(およ)ばざるを恥(は)じてなり。 先生がいわれた。昔の人が言葉を軽率に口にしなかったのは、実践をすることができないうち […]

反董卓連合は霧散して敵対する【図解 三国志】
三国志の主役たちが続々登場 諸侯が頼りにならぬと唾棄した曹操は、一万余の自軍のみにてその夜のうちに董卓追撃を開始した。だが、血気にはやって策を用いず突進したため、呂布に後方を固められて散々に打ち破られてしまう。 徐栄の放 […]

『論語』は二十篇から構成され、語りかける形式により内容がわかりやすい。孔子がほとんどを語りかけた相手とは?【論語】
『論語』は、ほとんどが「子曰く」、で始まっています。それは、孔子が生前に弟子に語りかけたものを、そのまま記載する形式をとっているからです。 子曰く、で書かれた章は、数章から数十章までにまとめられて、二十の「篇」に構成され […]

虎牢関の戦い、最強の呂布出陣【図解 三国志】
呂布が大活躍 華雄を討ち取られたことを知った董卓は、二十万の軍勢を二手に分けて進軍した。李傕、郭汜に一手を任せ、五万の軍勢で汜水関を固めさせた。董卓自身は十五万の軍兵を率い、李儒、呂布、樊稠、張済と虎牢関に向かった。虎牢 […]