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「いろいろとありがとうございました」では物足りない!仕事の深くお礼をしたいときの言い方とは?【好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術】

Text:山口拓朗

仕事のお礼 ②

言いかえPOINT

言葉では表現できないくらい深く感謝していることを伝えるには「いろいろとありがとうございました」では物足りません。たっぷりと気持ちを込めて「お礼の言葉もありません」と伝えてみましょう。感謝してもしきれないという意味の「感謝(の念)に堪えません」を使うのもオススメです。

言いかえPOINT

助言していただいたお礼を伝える場合、近い存在の先輩や上司であれば「ためになりました」を使っても問題ありません。一方、かなり上の立場の人には馴れ馴れしい印象を与えてしまうことがあります。「大変励みになります」とお礼の気持ちを伝えれば、誠実さ、礼儀正しさを印象づけられるでしょう。

言いかえPOINT

おほめの言葉をいただいたら、素直に嬉しい気持ちを伝えましょう。謙遜のつもりであっても「私なんて全然ダメで…」などと、後ろ向きな言葉を発すると、ほめてくれた人をガッカリさせてしまうかもしれません。ほめられたとき、笑顔で「光栄です」と前向きな言葉を使える人は相手から可愛がられます。

言いかえPOINT

「おかげさまで~」は決まった形の言い方なので「おかげさまです」は文法的に間違った使い方。「おかげさまで○○できました」とするのが正解です。ほかにも、「○○さんのおかげで○○できました」という表現も使えます。相手の名前や具体的な内容を添えることで、感謝の気持ちがより伝わるでしょう。

【出典】『好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術』著:山口拓朗

【書誌情報】
『好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術』
著:山口拓朗


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