京都牝馬S(土曜・阪神)
牝馬限定の芝1400m戦、GⅢ。
その名の通り、例年は京都で行われてきましたが、21、22年に引き続き、今年も阪神で行われます。
また、距離が1400mに短縮されたのが、16年のこと。従いまして、データは過去7年です。
1番人気は〔410〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔101〕。
6番人気以下〔143〕、2ケタ人気馬〔002〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
他の5回は、3000円台が3回に、2000円台が2回。ひと捻りが必要なようです。
ステップレースを見ていきましょう。
エリザベス女王杯から〔100〕。8着馬。
マイルCSから〔100〕。12着馬。
スワンSから〔100〕。6着馬。
阪神Cから〔100〕。6着馬。
OP時代も含む、ターコイズSから〔211〕。勝った2頭は連対馬、2着は7着馬、3着は5着馬でした。
京都金杯から〔101〕。勝ち馬。
OPから〔021〕。掲示板2頭に、3番人気14着馬。
3勝クラスから〔044〕。2着の4頭は勝ち馬、3着の4頭は1、1、2着馬と3番人気8着馬です。
1着には前走重賞組、2、3着には前走OP、3勝クラスから狙えとデータは教えます。
馬券圏内21頭の前走の距離を見ると、20頭が芝1400m以上から。芝1200m戦からは1頭のみ。この馬は、2着まででした。
距離実績で見ると、連対14頭中、12頭に芝1600mでの勝ちがあり、残る2頭は芝2000mに勝ちがある馬と、芝1400mの重賞勝ち馬でした。
格で見ると、連対20頭中、7頭が重賞勝ち馬、3頭が重賞2着のある馬。残る4頭は近2走のいずれかで3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬です。
年齢別で見ていくと、4歳〔241〕、5歳〔532〕、6歳〔004〕。
馬券になるのは6歳まで。7歳以上の馬券圏内はありません。
また、連対は4、5歳の2世代に限られています。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』
【書誌情報】 第6版出来!
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2023.02.17