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【楽天イーグルス今季の課題】固まらない1-2番の確立が急務!石井監督が目指す走塁が優れたチームになれるか!?

12球団完全データファイル2021

両リーグ、前年最下位チームが優勝を果たしという前代未聞のシーズンとなった2021年。12球団の詳細なデータをもとに、今季の戦いぶり&来季に向けた課題、期待値を完全掲載!

【今季の課題】上位打線が固まらない…盗塁より走塁のナゾ…?

打線では鈴木大地や岡島豪郎も好調域。全体的に堅調だったが、1~2番が固まらなかった。盗塁数もリーグワースト。石井監督は「盗塁より走塁重視」を明言しているが、そもそも盗塁できないのに走塁が優れたチームなどあるのだろうか…。小技や走塁など根底の部分の意識改革が石井監督の目標だが、それならばそういった選手を獲得し、重用すべきではないだろうか。

ただ、投手陣は絶好調で借金を一度も背負わなかった。冒険的な采配もなかったが、下地は整ってきたように感じる。あとは新外国人を引き当てるだけ。新規獲得のマルモレホスに注目が集まる。


ここ3年で3位→4位→3位。ネットでは石井監督がGM時代に発した「3つに分ければBクラス」という言葉も掘り起こされた。上にも下にも突き抜けそうにない現状を打破できるか…?

【新戦力査定/評価:A-】田中将大は無念の9敗…!ドラ1・早川は早くも9勝

 メジャーから電撃復帰を果たした田中将大だったが、打線の援護に恵まれず、4勝9敗と大きく負け越し。23先発で17度のクオリティ・スタート(6回自責点3以下)をマークしており、安定感は抜群だっただけに残念な結果だ。ドラ1・早川隆久は新人王級。24試合で9勝7敗、防御率3・86を記録し、前評判通りの即戦力になった。

ドラ2・高田孝一も二軍の先発ローテーションに入り、109・1回を投げて防御率3・21。今後の世代交代の要になりそうだ。ドラ3・藤井聖も二軍で先発を務め、81投球回で防御率3・56。一軍での登板はなかったが、谷間の先発なら任せられる水準にある。ドラ4・内間拓馬は二軍でリリーフ起用され、26試合で防御率4・63とやや低調な発進だったが、今後に期待。

7月には巨人とのトレードで炭谷銀仁朗を獲得。熟練のリードで瀧中瞭太を覚醒させるなど、新天地で輝きを取り戻した。悲惨だったのは新外国人。ディクソンが38試合で打率・167、4本塁打と低調で、カスティーヨも33試合で打率・225、1本塁打。これではアメリカで干されていたのも順当。両者ともにまるで機能しなかった。


【パリーグ3位】東北楽天ゴールデンイーグルス

【2021シーズン成績】
66勝62敗15分
勝率 .516
得 点 532 ④
失 点 507 ③
本塁打 108 ⑤
盗 塁 45 ⑥
打 率 .243 ③
防御率 3.40 ④


31歳の島内宏明が自己最高の21本塁打、96打点を記録し、スラッガーとして本格化。メジャーから電撃復帰した田中将大はチームトップの防御率3.01の安定感を見せたが、4勝9敗と負け越した。盗塁数が示す通り、1~2番の確立が今後の課題か。


出典:『がっつり! プロ野球(30)』

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