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阪神/北條史也が今季2度目のマルチヒット!打撃上向きで1軍昇格期待

北條史也が今季2度目のマルチヒット

4月22日、阪神甲子園球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「6番・二塁」で先発出場した北條史也は、4打数2安打1打点。今シーズン2度目のマルチヒットを記録し、1軍昇格へアピールした。

4回、ノーアウト満塁のチャンスの場面で打席に立った北條史也は、中日ドラゴンズ先発の松木平優太の4球目144kmストレートをライトへ弾き返し、反撃のタイムリーヒットを放った。北條史也のタイムリーヒットで勢いづいた阪神打線は、片山雄哉のタイムリーヒット、藤田健斗の犠牲フライ、高山俊のタイムリーヒットで一挙5点を奪う猛攻を見せた。

さらに、5回ノーアウト1、2塁のチャンスの場面で、再び松木平優太の初球142kmストレートをレフトへ運び、ノーアウト満塁のチャンスを演出。片山雄哉が押し出しフォアボール、藤田健斗の併殺打の間に1点を返し、2点差まで追い上げた。

北條史也は、ここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして阪神タイガースにとって必要不可欠な存在。だが今シーズンは2軍キャンプでスタートし、開幕1軍も逃していた。

打撃不振に陥る佐藤輝明がなかなか復調せず、阪神タイガース打線は思うように得点を奪えず、苦しい戦いを続けている。今こそ岡田監督には阪神タイガースの起爆剤として、虎の元気印である北條史也を1軍に呼び寄せてもらいたい。

この試合でもここぞの場面で結果を残せる勝負強さを惜しみなく発揮し、満塁の場面でタイムリーヒットを放った北條史也は、打率.256と打撃の状態を上げてきている。

北條史也のここぞの場面で結果を残せる勝負強さは、1軍で阪神タイガース正遊撃争いを繰り広げる木浪聖也と小幡竜平に割って入れるほどの実力に違いない。

北條史也が、1軍昇格を果たし、ここぞの場面で結果を残せる勝負強さと、ベンチからでもチームを盛り上げられるムードメーカーとして、阪神タイガースの起爆剤となれるか注目だ。

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