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阪神/井坪陽生が打率.329でウエスタンL首位打者!打撃好調で1軍昇格期待

井坪陽生が打率.329でウエスタンL首位打者

5月6日、阪神甲子園球場で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、「6番・中堅」で先発出場した井坪陽生は、3打数1安打1死球。3試合連続安打で打率.329とし、ウエスタン・リーグ首位打者を走る。

9回、1アウト走者なしの場面で打席に立った井坪陽生は、オリックスバファローズ3番手・鈴木康平の2球目147kmストレートを詰まりながらもレフトへ運び出塁。1アウトから出塁し井坪陽生が阪神打線に火を灯すと、板山祐太郎が内野安打、片山雄哉がフォアボールで満塁のチャンスに発展。最後は遠藤成が逆転サヨナラ2点タイムリーツーベースヒットを放ち、阪神タイガースを勝利に導いた。

井坪陽生は、関東第一高校から2022年度ドラフト3位で阪神タイガースに入団。プロでの実戦デビューから新人らしからぬ打撃を見せ、ウエスタン・リーグ開幕後も打撃好調を維持し、首位打者を走る。ここまで一度も打率3割以下に落ちることなく、コンスタントに結果を出し続けている。

ルーキーらしからぬ打撃でヒットを量産する井坪陽生は、岡田監督も無視できない存在となっているはずだ。

ドラ1ルーキー森下翔太が2軍に降格してからライトのポジションは固定されず、ミエセスが1軍に昇格し、井上広大、小野寺暖、島田海吏らが激しいライトスタメン争いを繰り広げている。レフトのノイジーも打撃が下降気味と井坪陽生が外野スタメン争いに割って入る隙がある状況だ。

井坪陽生が1軍昇格を果たし、若き打棒で阪神タイガース打線の起爆剤として躍動できるか注目だ。

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