コラム

人間の脳は退屈しやすいもの!退屈が歴史に残るような発明・発見に繋がる理由とは?【脳の話】
脳は自ら刺激になることを生みだす 私事で恐縮ですが、学会などで人の話を聞いたりしているとき、ついつい退屈して、手元で何かをはじめてしまうクセがあります。 もちろん、実際に話がつまらないこともありますが、よほど面白い話でな […]

今とどれ程違う?平安貴族が暮らした『寝殿造』の面白い家屋のつくり方とは!?【建築の話】
家具をつかって空間をつくりかえる 平安時代の貴族が暮らした住まいを寝殿造といいます。中心にある寝殿は、広いワンルームに塗籠という寝室をセットにした建物です。同じようなワンルームの対屋を三方に配置し、コの字型に回り廊下でつ […]

勇者ヘラクレスの冒険【世界の神々】
怪物退治に家畜小屋掃除、あらゆる難業を成し遂げる半神の英雄 ヘラクレスに課せられた最初の難業は、ネメアに住むライオン退治。刀の通らないライオンを三日三晩かけて絞め殺し、皮を剥(は)ぎ取りました。その偉業により、ライオンの […]

新しい情報を入れるのに最適!脳が活性化するゴールデンタイムとは?【脳の話】
朝の脳はバキバキに元気! 脳は、眠っている間、前日に経験した記憶を整理することがわかっています。特にこの働きが活発なのが、レム睡眠のときです。眠っているにもかかわらず、脳波が覚醒時のような型を示すのが特徴で、夢をよく見る […]

モンゴルの伝統的な家屋『ゲル』が母胎をモデルにしたとされる理由とは!?【建築の話】
身体がもっとも身近なモデル 子どもたちの描く家の絵には共通点があります。多くの子が四角い箱に三角の屋根、左右に窓をつけ、その間にドアを描くのです。この絵は人間の顔に似ています。しかも窓は外を見る目、庇は眉毛のように窓を保 […]

不屈のヒーロー、ヘラクレス【世界の神々】
ヘラの嫉妬心に苦しめられながらも勇敢に苦難を乗り越えた ゼウスと人間界の王女アルクメネの間に生まれた息子ヘラクレス。その誕生はゼウスの妻ヘラの嫉妬心の的となり、生涯にわたってヘラの陰謀に苦しめられることになります。 アル […]

TVゲームより紙と鉛筆!子どもの脳の発達に、遊びで肝心なこととは!?【脳の話】
自分でルールを設計できる遊びをしよう! 子どもの遊びを例に考えてみましょう。子どもの脳の発達に、遊びがどう関わっているかのメカニズムがすべてわかっているわけではありませんが、いくつかいえることがあります。 いま、子どもの […]

岐阜県の飛騨高山にある吉島家住宅に見る日本の建築物は「完成」ではなく「竣工」という理由とは?【建築の話】
建築儀礼には意味がある 「竣工」とは、建築工事が終わったことを意味する言葉です。だったら完成と同じではないかと思うかもしれませんが、それは違います。建物は住み続けることで完成に近づいていくと考える文化が、日本にはあるから […]

10年にも及ぶ神と神の壮絶な戦い【世界の神々】
ティタン軍とオリュンポス軍、勝敗の裏にガイアあり 父クロノスを王とするティタン神族に対して、ゼウスは戦いを挑みます。これが、世界をかけたティタノマキア(ティタン神族たちとの戦い)です。 ゼウスはポセイドンやハデスらをオリ […]

茂木健一郎が推察する「東大合格者は居間で勉強していた人が多い」理由とは?【脳の話】
集中することで前頭葉の集中回路を鍛える イギリスのチャールズ・スピアマン(1863〜1945年)という心理学者は、人間の多くの能力に共通しているg因子というものがあり、このg因子が高い人はさまざまな分野で学力が高いことを […]

一畳のサイズはどのくらい?畳の寸法が地方で違う理由とは!?【建築の話】
地方で違う畳の寸法 日本人の平均的な肩幅は1尺5寸(45.5センチ)。廊下でふたりがすれ違うには倍の91センチ(3尺)が必要なので、畳の短い一辺(短辺)の幅はこの長さが基準になっています。長い一辺(長辺)が2倍の182セ […]

荒ぶる海の守護神ポセイドン【世界の神々】
水を支配し、地震さえも起こす荒々しく勇壮な海の支配者 ポセイドンはクロノスとレアの3番目の子どもで、本来ならゼウスのすぐ上の兄にあたります。 ゼウスにより父の腹の中から吐き出された際、呑み込まれたのと逆の順番だったことに […]