コラム

建築を強固にする「ラーメン構造」とは?【建築の話】

自由な間取りとピロティは木造建築の発想 鉄筋コンクリートは、鉄筋(引っ張る力に強い)にコンクリート(圧縮する力に強い)を流し込み、型枠に入れて固めるものです。見かけは石の塊のようですが、その実用化で重要だったのは石造では […]

大いなるメッセージを読み取ろう【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

不増不減(ふぞうふげん) 六不の最後は「不増不減」です。「増えもせず減りもしない」ということです(ただし、原典では不減不増の順)。 これを、たとえば「自分のお金が増えたり減ったりしても、流通しているお金は一定量であるから […]

なんで日本の家屋は昔から木でつくられているの?【建築の話】

木材は育った環境と同じようにつかうのが原則 世界の住宅は、伝統的に石、土、木の三つの素材でつくられてきました。日本で圧倒的に多いのは木造の家です。日本列島で樹木が豊富に採れたのがその一因ですが、土や石が乏しかったわけでは […]

普通なら当然のことがなくなる世界とは【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

不垢不浄(ふくふじょう) 「六不」の続きは「不垢不浄」です。「垢(あか)がついて汚れることもなければ、きれいになることもない」という意味です。 ふつうの世界に暮らす私たちの常識からすれば、あり得ないことです。生きていれば […]

スリルが醍醐味。アジア最終予選【二宮清純 スポーツの嵐】

2026年大会から出場枠が48に  最悪の状況は脱したが、まだまだ予断を許さない。  今年11月に開幕するサッカーW杯カタール大会。アジア最終予選グループBで、日本は2位につけている。 1位 サウジアラビア5勝1分け、勝 […]

最近よく耳にする「スマートハウス」っていったい何?【建築の話】

住まいや暮らしから地球環境に貢献する時代 昨今、暮らしまわりのカタカナ用語が増えてきました。テレビやネットなどで当たり前のようにつかわれていますが、みなさんはその意味をご存知ですか? きちんと理解していない用語、さっぱり […]

意味を辞書的にとらえると誤ってしまう【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

不生不滅(ふしょうふめつ) 般若心経には、ここから「六不(ろっぷ)(六つの否定)」が登場します。その最初が「不生不滅」です。そのまま読めば「生じない、滅しない」、いいかえれば「生まれない、死なない」となります。   辞書 […]

自分の家からSDGsを実現させるために知っておきたい2つの考え方とは?【建築の話】

自然エネルギーには二つの考え方がある 21世紀の日本で、自然エネルギーという言葉を知らない人はほとんどいないでしょう。具体例を聞けば、風力、波力、地熱、太陽光、バイオマスと答えが返ってくるはずです。そのメリットも「持続可 […]

存在するすべてとそのつながりも「空」【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

舎利子 是諸法空相(しゃりし ぜしょほうくうそう) ここからが二つ目のパートになります。   この部分には「諸法」という言葉が出てきます。覚えておられるでしょうか。「諸法」については、最初の舎利子への呼びかけのところで、 […]

暑い夏を乗り越えるために日本人が見出した家屋の知恵とは?【建築の話】

中庭で風はつくられる 風は「つくられるもの」なのをご存知ですか?寒い冬の夜、温かい室内にいたら、襖の隙間から冷たい空気が流れ込んできたという経験はないでしょうか。この風は外から吹き込んだものではありません。空気には、暖気 […]

精神世界の要素もすべて同じ【眠れなくなるほど面白い 図解 般若心経】

受想行識 亦復如是(じゅそうぎょうしき やくぶにょぜ) 「『色』について述べたことは、『受・想・行・識』についても同じ」と述べています。あえて書くなら以下のようになります。 「受不異空 空不異受 受即是空 空即是受」 「 […]

暖房もない昔の日本は冬をどうやって乗り越えた?【建築の話】

寒い冬は身体を直接暖めるのが基本だった 吉田兼好の『徒然草』に「家の作りやうは、夏をむねとすべし」という有名な一節があるように、日本の住宅は夏向きにできています。壁は少なく、襖や障子戸を外せば、部屋全体に風を呼び込むこと […]
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