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克服すればスコアがグッと縮まる大半のアマチュアゴルファーが苦手な『等速スウィング』とは!?【伊澤秀憲の寄るアプローチショットの真実!】

寄るアプローチショットの真実!アプローチは〝4要素〟で寄る!

アプローチショットは「飛ぶ」「飛ばない」「左に行く」「右に行く」の4つの要素で判断する。前回紹介した「セットアップ」の要素に続き、今回は「スウィング」の4要素。〝寄る〟打ち方を導き出そう!

スウィングの4要素 PART1

●“インパクトの仕方”で要素が変わる!
アプローチショットを打つにあたっては、まずライや傾斜、風向きなどの「シチュエ ーション」の“4要素”を状況判断し、それをもとに打ち方(=セットアップ&スウィング)を決めます。前号では構え方やグリ ップなどの「セットアップ」の方法ごとの要素を紹介しましたが、今回は「スウィング」における4要素です。

まずはボールを「運ぶ」ように打つのか、「叩く」ように打つのか。「運ぶ」ように打つためには等速でクラブをゆっくりと動かす必要がありますが、大半のアマチュアゴルファーはこの「等速スウィング」が苦手。


その理由は、腕と身体が連動していないから。速く振るぶんにはごまかせても、ゆっくり振ると腕がルーズになっているために色々なところに動いてしまってスウィングが安定しないのです。

腕と身体を連動させるためには、まず肩関節(上腕)を外旋させ、そのあとヒジ先(前腕)だけを内側に絞ります。するとワキがしっかりと締まり、腕と身体が繋がった状態になってゆっくり振っても腕が暴れることがありません。

●ポイントは腕と身体の連動!
両上腕を外側に回してから前腕を内側に回して構えると、いわゆる「ワキが締まった」状態になる。この形でスウィングすると、腕と身体が自然と連動する。



出典:『ゴルフレッスンプラスvo.9』

【レッスンプロ情報】
●伊澤秀憲
1991年生まれ。2歳からゴルフを始め、JGTOツアーなど多くの試合に出場。現在、初心者からプロまで指導に携わる。 You Tubeチャンネル「伊澤秀憲のGUTS TV」が好評。石川遼プロとは同年齢で、スウィングのよき相談役でもある。マスターズ4位の成績を残した伊澤利光プロは叔父にあたる。

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