筋トレ開始2か月で脳のブレーキを解除!『初期効果』で筋力を劇的に向上させるメカニズム【自宅筋トレ 続ける技術】

短期間の急激な筋力の向上「初期効果」とは

初期効果を実感する

筋トレを始めると2か月くらいの間に、使用重量や反復回数が一気に向上する現象を体験することができます。

筋トレを実施したことがない人は、全力を出したつもりでも、実際には自分に本来備わっている筋力をフルに発揮することができません。いきなりマックスの力を出してしまうと、筋肉や腱が損傷してしまう危険性があるため、脳がブレーキをかけているのです。筋肉が発揮できる本来の能力の限界を「生理的限界」、人の意思によって発揮できる能力の限界を「心理的限界」と呼んでいますが、筋トレ初心者は生理的限界に対して心理的限界の限界値が低いため、ブレーキも強く働いてしまいます。

筋トレを2か月程度続けていくと、脳のブレーキが徐々に解除され、いままで動員できていなかった筋線維も徐々に動作に加わるようになって、大きな筋力が発揮できるようになります。その他にも、筋トレの動作が上達したことや、動作に参加する複数の筋肉が協調的に発揮できるようになったことも関係しています。

この短期間の急激な筋力の向上は「初期効果」と呼ばれ、これほどの大幅な変化は、この時期にしか経験することができません。このような経験は、大きな達成感をもたらすばかりでなく、「もっと効果を上げたい」、「この効果を減退させたくない」といった意識にもつながり、筋トレ継続の大きな原動力となります。筋トレ開始後の2か月間は、その後の継続に向けて飛躍するための「助走期間」であると言えるのです。

【出典】『1日3分!ジムに行かずにマイナス5㎏!自宅筋トレ 続ける技術』著:有賀誠司(東海大学スポーツ医科学研究所 教授)

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【書誌情報】
『1日3分!ジムに行かずにマイナス5㎏!自宅筋トレ 続ける技術』
著:有賀誠司(東海大学スポーツ医科学研究所 教授)


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