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狭き門だが高収入&超安定の「国家公務員」の仕事内容と給料とは?【職業と給料の話】

Text:高田晃一

最上級の「総合職」は狭き門

安定した仕事の代表格とも言える公務員は、国家公務員と地方公務員に分けられます。国家公務員は内閣府、総務省、法務省、財務省などの各省庁やその出先機関で働きます。国家機関の運営に携わる業務を行うのです。

国家公務員になるための試験は、大別すると「総合職」と「一般職」の2つの体系があります。最も難関と言われているのが総合職で、試験は院卒者試験と大卒程度試験の2種類。合格率はわずか6.6%で、合格すれば「キャリア官僚」として働くことになります。

一方「ノンキャリア」と呼ばれ、毎年多くの人たちが受験する職種が一般職です。試験は大卒程度試験、高卒者試験などの試験があり、合格率は約23%。総合職よりは難易度は低くなりますが、試験のレベルは一般的な資格試験よりは難しいと言われています。

他にも専門職の試験があり、学歴や専攻分野、携わる職種によって試験が異なります。倍率がとても高く、総合職と同じレベルの難易度と言われています。これらの試験を合格した後に、最終的に「官庁訪問」が行われます。希望する官庁を訪問し、面接試験に合格できれば採用となります。

平均年収は686万円ですが、業種によって大きな差があり、一般職は600万円程、総合職は800万円程と一般職よりも年収が高めです。総合職は階級によって俸給月額が決まり地域手当も加算されるため、実際は年収が1500万円を超えることも珍しくないと言います。国家公務員になるには狭き門なだけあり、どの業種も高収入と安定が望めます。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』

【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一

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